ナオポレオン⑤

ヒロさん（バラス/フランツ１世）小池先生の作品での安定した身分の高いゲスい人最近ではそんなヒロさんを見たら宝塚って気持ちになります
愛人がイイ感じに若く、ロミジュリでは奥さんと娘さんだったにとよりバラスの悪さを感じれました。結構みんなにいいように使われていてかなりエライはずなのに小物感溢れていて、まさに専科の仕事でした
フランツ１世は娘を結婚させるキャピュレット卿のスケール大きくした人でした。今までにヒロさんは何人嫁がせたのでしょうか？

エマさん（グランマルモン）お年を召して小さくなったマルモン…でもその辺りからくる哀愁がとても良かったです
ナポレオンを裏切ったことをずっと後悔しているし、未だに忠誠を誓って尊敬している姿が、ベニーさんのマルモンを一層悲しく見せてくれてました。
ミッキーさんを未だにナポレオンⅡ世と敬ってる姿が、切なく、この人の時間はどこで止まったままになってるのかな？と想像させてくれるお芝居が、再びこれぞ専科ってなりました

ミホさん（レティツィア）超キツそうなお母さん！舞台の上でのミホさんにピッタリでした画に描いたようなジョセフィーヌとの対立基本一方的に攻め立てていて、見た目のドＳ感がちょっと次元が違うミホさんの独壇場になってました良いお母さんも出来ますが、攻撃的なお母さんは、圧倒的な歌唱力と共に他を蹂躙していくようでした
意外と信心深かったり、皇帝になった息子に反対意見を述べれたり、実は結構まともな人だったりします

トキさん（ジョセフ）登場した時は弟を支える兄ポジ？とか思ったのですが、思いの他ダメなお兄ちゃんででした
兄としても、スペイン王としてもダメなエピソードばかり描かれていて、もうこの兄はーってなりました。