ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

ナポレオン④

2014-01-28 21:50:30 | 星組
マカゼさん(ミュラ)私の大好きなコイケジョークが散りばめられたこの作品中でも一番面白かったのが、ミュラの登場シーン細かくは書きませんが、スカステ見てたときから、どうしてマカゼさんの軍服は誰よりも派手なの?エライ人役?と疑問に思っていたのですよ!そしたらあなたただのオシャレくーーっマイペースしかも自分で設えてました聞いて直ぐに納得していたマルモンにも驚きでした!軍隊ってそんなユルイ感じなんですか?フランスのエスプリ全開なノリがたまらないですそしてすべてがただのオシャレだけど何か?っていうのが素晴らしくハマるマカゼさんの存在感いいです~
そのオシャレ偏差値の高さはナポレオンも認めているようで、ミュラの講義を受けるなんてあの場面見ていて震えが止まらなかったッス
そんなオシャレさんが途中からやけに欲が出てきたり、裏切ったりするところがまたリアルな感じでした。

みっ様(タレーラン)スチールの感じでは薔薇を封印しちゃう?みたいな感じだったのに、舞台では超カッコイイかったですとりあえずカツラが全然違っていて、なんかミステリアスな感じで素敵だし杖が劇的に渋く、立っている時もずっと杖のおかげで立ててるような、苦しいけどフランスを引っ張るぜ!って雰囲気も働く男!ってこれまたイイナポレオンを裏切りはするのですが、タレーランは元々仲間って感じじゃないし、私欲の為でなくフランスの為に全てを行動してきた信念が伝わってきていたので、卑怯な感じもせずに、その賢さがまた素敵でした
そんなちょっと銀英伝のオベ様を髣髴とさせる役でもあるのですが、ナポレオンの結婚式でバラスに気を使わせようとしている人間らしい所も垣間見れたりして、そのギャップもまた良かったです。
タレーランタイプの枯れた感じのみっ様が結構初めてで、顔色とかも半端なく悪く、普通に歩けない健康状態でも、事を進めていく姿が男役独特の哀愁等も感じさせてくれていて、コレが専科の仕事だ!って感じました勿論歌は今更言うまでもなくみっ様クオリティーだし、パレードの時は恒例の「ありがとうございました」本当に舞台を見ていて、こっちの気持ちが良くなる、実力と姿勢の両方を持った素晴らしい生徒さんだと思います
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