ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

南太平洋③

2013-03-29 21:19:35 | 星組
フウちゃん(ネリー)普通のヒロインではなく、出番やナンバーも多いヒロインで、娘役さんが辛酸を舐めさせられることが多い宝塚は、とても重要度の高いヒロインでした
歌、ダンス、お芝居の3拍子の揃い方がハンパなく実力だけならいつでもトップ娘役さんになれる感じでたバウを飛ばしての、トムさんの相手役も納得の配役です

シャンプーのナンバーは、とってもミュージカルって感じなのですが、水着だったり、実際にシャンプーをしながらだったり、全体的に宝塚の枠を超えていて、普通に凄いな~って思いましたそしてその後の髪を直すのが本当に大変そうだと…

ヒロインとしては、全体的な描かれ方が、アメリカのお話のヒロインの王道って感じで、観ていても宝塚ヒロインって言うよりも、ブロードウェイミュージカルのヒロインって感じでしたブロードウェイに行った事は無いですがイメージです
結構ハキハキしたところや、動き、考え方がアメリカンだし、やたらとジープって言うところにも、なぜかアメリカを感じました

結構見せ場なのが、リアットにケーブルのことを伝える所で、無言でギュッが良かったですあんな辛いことを自分が伝えなくてもいいのに、自分達と似た境遇のリアットには真実を伝えてあげるネリーの姿勢がとてもステキでしたその時にフウちゃんから出ていた娘役さんの包容力みたいなものも、この人出来るって感じでした
そこから打って変わって、スープの場面が、もう可愛いのなんのって気が動転したのか、とりあえずお腹空かせてると思ったのかあの雰囲気が、色んな事を洗い流してくれた気がします子供に見えないようにイチャついてるところも、これからのことを考えて、前向きに捉えられてイイですそんな感じの結構気持ちが烈しく揺れ動いてる役も、問題なく演じてるフウちゃんが凄かったです
コメント
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