ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

南太平洋②

2013-03-28 21:38:49 | 星組
感想を…
トムさん(エミール)まずポスターを見た感じから、普通に兵隊さんだと思っていたら、民間人でした単に襟に星が付いてるだけなんですねまさか差別される側とは見た感じ人類の頂点にいらっしゃるイメージがあるので差別はする側でもされる側とか斬新です!そしてもっとも驚いた事が、トムさんは勿論主役なのですが、フウちゃんとのダブル主演って感じだし、普段よりも育成請負人のイメージが強かったです

身一つでフランスから逃げ来た割に、子供2人をちゃんと育ててるし、って言うよりかなり成功して、大きなパーティーも開いてたりして、かなり正体が気になりました全体的な流れがカサブランカのリックに似た感じと思ったりもしましたそんな感じで過去があって、中立でいようとしてるけど、最後は協力してくれる…この王道の流れが、男役の陰りや、余裕、キザさが絶対に必要なってくるのですが、その辺りは今更言うまでも無く。トップ・オブ・トップの方は勿論身に纏っていらっしゃるので、呼吸をする様に宝塚の男役のかっこよさを表現されていて、久しぶりにトムさん見た~って気持ちにしてくれました

王道の男役像だけでなく、シャンプーの歌を茶化して、しかも裏声で歌っているレアなトムさんが新鮮でした
目や肌の色的なマトモな事を、ドストライクに訴えれる、ネリーへの真直ぐな愛情表現、ケーブルとの友情…主人公はなすべき王道をその全てを宝塚らしく表現して、直球で伝えてくれるトムさんはやっぱりイイな~何度も書いてますが宝塚を満喫した充実感をハンパなく与えてくれます!

ちょっと気になったのですがマリー・ルイーズ島に潜入してる時、エミールに勲章?みたいなのが左肩辺りに輝いて見えるのですが目立つよって言うか民間人!っていい場面なのに心でツッコミまくってました
そこからの流れで、最後のスープの気持ち良いほどのハッピーエンドのところで、逆ミーマイかよっ!って烈しくツッコんだのですが、そのまま終わったので、本当にビックリでした
でもあのラストは本当に好きです
コメント
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