ビバ！チカユミ

お芝居をジェンヌさん別に…
ミズさん（アルバート）すっかりコメディも板に付いてきたミズさん初日から余裕ある（←ここが大事！）アドリブを織り交ぜつつ舞台を盛り上げてました
実は魔女狩りや社会主義国の怖いところがチラホラ描かれてはいるのですが、そのどちらもがアルバートが上手く包み隠してコメディに仕立て上げてました。
主演なので大事なところはすべて回ってくるのは当然なのですが、コメディでさえ全体をまとめているような包容力みたいなものがあって、何でも出来るトップ様だと思いました。正直昔はコメディはミズさんにはあまりあっていないと思っていたり、アドリブもよくしてくれるけどいっぱいいっぱいが伝わってくるみたいなところがあったのですが、今はもう全くありませんでした
そして今回の魔法使いって役は、なんとなく魔法が使えそうなミズさんにピッタリだと思います

いつもはここで主演娘役さんを書くのですが、今私の中で風が吹きまくっているユミコさんのことを先に書きたいのでちょっと順番チェンジです。
ユミコさん（ヘンリー）も～イイんですよ～ミズさんの政策秘書らしいですが、完全に執事ですし、親友です二人は幼馴染で大学の同級生で、ユミコさんの家は代々ミズさんの家に仕えてる家柄らしいです何ですか！それ接点ありすぎでしょどれか１つでも十分お話が回るレベルなのに、３つもありますよ！何？３種の神器的な発想ですか？
しかもヘンリーは執事から政策秘書になったことを後悔してるか？と聞かれて、普段は敬語で喋っているのに突然「いや、大学の同級生の頃の様に喋れるから」みたいな事を突然タメで言っちゃうんですよ～何それ？アヤブキ祭りを開催しろってことですか？みたいな感じでテンションがダダ上がりでした
とどめが、ミズさんが無茶をしてアイハラさんを助けに行くのですが、一人冷静にミズさんを止めるのですが、最終的にミズさんもアイハラさんもみんな捕まったときに、ユミコさんがこっそり敵の中に紛れ込んでて助けるんですよ（しかもキャビアとウオッカを運ぶ係りの人、私は出てきた瞬間にユミコさん気付きました）うわ～完璧だ～
最近のチカユミの完成度が高すぎて雪組に行ったら二人がどんな役かばかりを気にしてしまいますし、行く度にずっとイイ感じなんですけどそういう劇団の方針なのか、それとも、もう私の心が腐ってしまったのか、ゴハン３杯ぐらいいけそうです
それにしても今回はクリティカルでしたメタルキングでもやっつけれる感じです（ってそれは改心の一撃か）大野先生がユミコさんの良さを発揮するの得意なのか、（そういえば月の燈影のさっちゃんも完璧でした）なんだか分かりませんがとにかくヘンリー最高

へんな感想になったので明日へ続きます