死者７０名、膠済線で重大列車事故

　4月28日4時41分、北京発青島行きT195次は山東省内の膠済線周村－王村間のK289+610で脱線し、反対側から来た烟台発徐州行き5034次と衝突した。T195次は10～17号車が脱線転覆、5034次は機関車と1～3号車が脱線転覆した。
　事故発生後、鉄道部はこれに迅速に対応、劉志軍鉄道部長が現場に急行、そこで陣頭指揮をとり、怪我をした旅客の手当てと現場にいる旅客の速やかな救済と同線の早期復旧、と同時に同様の自己の再発防止を指示した。　また、膠済線鉄道事故現場の記者会見で国家安全監督総局の王君任局長を長とする「4.28膠済線鉄道事故指揮部」を組織したと発表した。
　この列車事故で死者は70人、負傷者は416人にのぼることがわかった。この中にはフランス人4人のけが人が含まれている。事故現場では解放軍と武警隊が約1000人、民兵700名余りが現場で救援活動を行っている。
　事故原因を捜査中である。

【新華網】