2008年5月19日、鉄道部の統一配置により、成都鉄路局が初めて震災負傷者輸送のための専用列車を運転した。その列車は19日1O:20に綿陽を出発、当日16:57に重慶北駅に到着した。206名の震災負傷者とその家族を重慶まで輸送し治療を受させることになったためである。この専用列車は57005~57006~57005次路用負傷者輸送列車と呼ばれ、編成は19両の25G空調車を使用、うち15両が寝台車、それに食堂車と荷物車をつないだものであった。
車内には薬を保管する冷蔵設備を配備し、負傷者の点滴用に30台の固い板のベッドと折畳式の椅子を備えた。また100セットの溲瓶や便座、トイレットペーパー、消毒液、ハンドソープやタオルをそろえた。すべての車両には渡り板をおいて車椅子や負傷者に負担がかからないように渡り板を設置したほか、担架に乗った負傷者は窓から担架ごと乗り降りした。1両あたり4人の乗務員を配置し対応した、これらの乗務員は赤十字の専門訓練を受けて乗務している。
これ以外にも綿陽、重慶北の両駅には360人の青年ボランティアが負傷者の乗り降りをサポートした。
【騰訊網(重慶北駅に並ぶ負傷者を運ぶ救急車)】
【騰訊網(負傷者を搬送する)】
【騰訊網(担架に乗る負傷者を窓から搬出)】
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