5月の連休を前に、哈尓濱駅でも列車の切符を求める人が増えているが、D列車が運転されているにもかかわらず、市民には従来の列車に人気が集まっているようだ。
関係者によれば21日から5月の連休に合わせD列車のインターネット購入が開始されたが、ここのところは駅でD列車に関する問い合わせも少なく、旅行会社への予約も少ない。D列車への誘導も行っているのだが、それでも人気は今ひとつで、北京へ行く列車はT18次やZ16次から売れて行き、D列車はあまり苦労なく購入できるという。
確かに哈尓濱駅でD列車の出札口は他の出札口と比べ長い行列はできていない。市民はD列車は速いが、北京に着くのが夜になってしまう。夜行列車なら翌日が有効に使えるというのだ。高い金を払って列車に乗り、その上北京で宿代を払うのであれば、夜行の寝台に乗った方が得だというのだ。
しかし、哈尓濱駅ではこの状況を楽観視しており、従来列車が人気があるのは一時的で、実際、それらの列車は乗車率が下がっているという。今はD列車は高くて、運転時間も良くないという認識が多いが、いずれはD列車に乗客は移って行くものと見ている。
【火車票網】
そんなに人民はバカじゃないと思うけど…。