中鉄大全情報版(博客)

つれづれなる中国鉄道情報をより早くお伝えできればと…。日本、韓国ネタも少し。

新彊地区での9項目の鉄道建設プロジェクト

2007年05月08日 | 新線・電化情報(2番線)
 「第十一次五カ年計画」期間中、中国は新彊地区に中国-キルギスタン-ウズベクスタン鉄道、精伊霍線などの九つの大鉄道建設プロジェクトを進め、鉄道営業キロを4000kmにまで延ばし、これにより蘭新、南彊の2大幹線とのネットワークで中国東西の鉄道による架け橋を構築することになった。
 先日行われた新疆ウイグル自治区第10回人民政府は第39次常務委員会議において、現在、新疆地区の鉄道営業キロ2925.2kmを5年内で新線、複線化を合わせ1800kmを建設することが発表された。
 これらの建設が予定されている鉄道は精河―伊寧―霍尓果斯間や、烏魯木斉西―精河間の複線化、南彊線吐魯番―庫尓勒間の複線化、奎屯―北屯線、中国―キルギススタン―ウズベキスタン鉄道の喀什―吐尓ガ、喀什―和田間の建設、蘭新線の嘉峪関―烏魯木斉西―阿拉山口間の電化、烏魯木斉コンテナセンターの建設、北彊支線、小黄山支線の改良などである。
 2010年までに新疆地区の鉄道営業キロを4000kmとし、鉄道網の密度を25km/1万平方キロ、旅客輸送量を1450万人、貨物輸送量を7200万tにする予定だ。これらの建設項目を進めるため、既存の新疆の「Y」字幹線を増強し、新彊の経済発展と対外開放を進めることにしている。

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