中鉄大全情報版(博客)

つれづれなる中国鉄道情報をより早くお伝えできればと…。日本、韓国ネタも少し。

精伊霍線の旅客列車が運転を開始

2010年07月02日 | 新線・電化情報(2番線)
 7月1日20時50分、電気機関車の長い汽笛とともに伊寧発烏魯木斉行き5816時が伊寧駅を出発した。これにより伊犁の各民族の人々の鉄道に対する百年の夢が実現したのである。この列車は2日の8時30分、無事烏魯木斉駅に到着した。これとほぼ同じく、烏魯木斉発伊寧行き5815次も7月1日21時05分に烏魯木斉を出発した。 
 7月1日20時30分、伊寧発烏魯木斉行きの初列車出発式が伊寧駅で行なわれ、伊犁哈薩克自治州、博爾塔拉蒙古自治州、新疆生産建設兵団農業四師団および烏魯木斉鉄路局指導者が列席しテープカットを行なった。
  精(河)伊(寧)霍(爾果斯)線は新疆発の電化鉄道として鉄道部と新疆ウイグル自治区の合弁により2004年11月22日に着工した。同線は蘭新線の精河から、西は国境の霍爾果斯までの全長の286kmである。途中には21駅が設けられ、前線には橋梁166ヶ所、トンネル39箇所が建設された。そのうちの北天山特長隧道は長さ13610mあり、橋梁、トンネルをあわせた距離は全区間の26%に及ぶ75kmに達する。
  烏魯木斉-伊寧間の5815/5816次は新型空調車両19両編成で運転されている。そのうち軟臥は2両、硬臥10両、硬座4両となっている。

【 新疆数字報 】

【 精伊霍線特別ページ 

【 烏魯木斉在線 】 乗車体験記など

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