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、 現存する日本最古の城 400年の時を刻む
国宝 松本城
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松本城管理事務所
〶 390-873 松本市丸の内 4-1
☎ 0263-32-2902
2016.04.16
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松本城は、戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりです。世の中が乱れてくると、信濃府中と言われた松本平中心の井川に館を構えていた信濃の
守護、小笠原氏は館を東山麓の林に移します。その家臣らは林城を取り囲むように、支城を構え守りを固めました。深志城もこの頃、林城の全面を固めるた
めに造られました。
その後、甲斐の武田信玄が小笠原長時を追い、この地を占領し信濃支配の拠点としました。その後、天正10年(1582)に小笠原貞慶が、本能寺の変によ
る動乱の虚に乗じて深志城を回復し、名を松本城と改めたのです。
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ボケの花かな? お堀端に咲いていました。
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乾小天守
丸柱と角柱
大天守の柱はすべて角柱ですが、乾小天守には角柱とともに丸太柱が使われています。染にも丸太が使われています。一階の中央に有る
管柱(その階だけの柱)は創建当時の栂の丸太柱です。一、二階の一番外側の柱(側柱)はすべて丸柱です。
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お城内部と展示品
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月見櫓内部 天守閣の最上段、屋根裏(お札がありました)
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松本城の外観が黒い訳
石川氏は豊臣秀吉の信頼の厚い武将でした。秀吉の大坂城は黒で統一されていました。松本城が黒いのは、石川氏の秀吉への忠誠のしるしと思わ
れます。また、松本城は戦国末期、鉄砲戦を想定した戦うための漆黒の天守の典型として、現存する唯一の城です。ちなみに関ヶ原の戦いは、姫路城
など白亜の天守が築造されました。
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ここ、松本城は桜の花見としては見応えのない場所ですが何本かある桜の木も、昨日アップした高遠城址公園、同様に開花状態が過ぎており、チョット残念。
話しは違うが熊本県の熊本城が地震により多大な損害を受けている、早く地震が治まる事を願っている。
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