![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
リアルテレプシコーラ✿ブラボー!
『舞姫 テレプシコーラ』 第2部 4、5巻 山岸凉子
4巻
注射を打ってもらい、体調悪いのを誤魔化し誤魔化し頑張る六花。
準決勝クラシック・ヴァリエーションを踊り切れるか?!
と、最後に転んでしまう六花。
自分が転んだという意識もあいまいな六花に、
管野先生は棄権しましょうと・・
六花に引き換え、茜は絶好調!
当然決勝に進めるものだと思い込んでいた管野先生でしたが、
結果は落選。
ローザンヌコンクールでいつもトップの成績を取っている日本勢が、
軒並み落ちていました。
混乱する管野先生・・
そうなんだ~
ローザンヌで日本勢は優秀なんですね。
今年も、最終選考に残った21人のうち5人が日本人だったと@@オオ~☆
(30カ国から226人が応募 日本人は19人が本選に出場)
そして、
なんとなんと!
今年は、高校2年17歳の菅井円加さんが優勝*:・゜\('∇'*)☆彡
バレエのことは知らないけど、こんな日が来るもんなのね~
徐々に体調が快復してきた六花は、舞ちゃんにメアドを訊かれます。
主役を抜擢されるようになると、孤独になる・・って、
う~ん。そういうもんなのか~
ローザンヌの終わった子たちは、
バレエ学校などからのオファーの検討に入ります。
ひとつもオファーがない六花のために奔走する管野先生。
そして、
決勝。
ローラ・チャンの演技に目を見張る管野先生。
彼女のどこがスゴイのか。
ここの解説がわかりやすく面白かったです。
5巻
ローラ・チャンの妙技に騒然とする会場。
しかし、
六花は皆とは別のことに驚いていました。
黒のスワニルダ。
この衣装は色こそ違えど、姉、千花の衣装に似過ぎている!と。
姉のあの奇抜なデザインの衣装を考えたのは自分なのだから。
六花はローラと空美を重ねて見ずにはいられません・・
ん~
だよね、だよね~
あの時は途中で逃げ出してしまったけれど、
あの演技を見ていたお金持ちの中国人を、パトロンに出来たのかも?
韓国などの整形技術なんかを考えると、
空美ちゃんでも(失礼!)クールビューティーにすることなんて簡単そう~
管野先生から見たコンテンポラリーの解説等。
バレエを知らない者も飽きさせませんね~
優勝者は誰もが納得のローラ。
その前に、
振付激励賞として六花の名前が呼ばれます。
驚く先生や茜たちに反して、
「ん?」
と、とぼけた顔の六花がおかしい^^
オファーもないかと思っていたのに、
コリオグラファーのN氏が六花の才能に注視していたと@@
六花はHバレエ学校へ進むことを決めます。
まるで六花を追うように、
パリ・オペラ座を蹴ってローラも留学してきました。
波乱に満ちた留学生活の中、
着実に夢への階段を上り始めた六花(ですよね^^?)・・というラスト(番外編)
良かったです~ (;へ:)
ところどころ、六花の意識の中に顔を出す千花。
空美は千花にも注目していたのかなぁ。
その彼女が自殺とは・・
(いじめの現場を目撃していたりして・・なんて妄想~・・;)
空美にとってはたぶん、生きることは踊ること。
ローラが踊ったノクターンの哀調は、
絶望して亡くなったダンサーへの、共感(追悼とか・・)もあったのかも・・
なんて思ってしまいました。
千花のことを想うと、何度でも泣けちゃうなぁ ;;
こんな面白くて美しいマンガを描き続けられる山岸凉子さんって、
本当にスゴイ人ですね!
昔は絵柄が苦手だったけど、
他の作品も読みたくなりました^^v
【神奈川の菅井さん優勝 ローザンヌ国際バレエ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/be/9faed6747bb217cd0aabaaa73175702a.jpg)
【会場に「ブラボー」響く ローザンヌ国際バレエ優勝の菅井さん「海外で活躍したい」】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8c/69626340cc5e9db7193f2df42961e666.jpg)