もう少し奥に進んで武儀川に架かるの新桜橋を渡りました。この辺りは川沿いの狭い土地に武芸川町の家並みが集まっていて、そこここの桜が満開です。小高い山にまっすぐに突き進むと、寺尾坂峠を越えて板取川添いの洞戸の町に入ります。
道路は低い山すそをなぞるように走ります。次々と萌黄色が流れ変わり、時々山桜がアクセントをつけてくれます。低い山々が春のメロデイーを奏でているようです。
長良川の鵜飼い大橋を渡って右岸道路をさかのぼります。山すその建物の間に点々と桜が咲き、その少し上側の原生林は春色の模様になってきました。
濃尾平野の桜の宴がたけなわのころから低い山々の木々の芽吹きが始まります。山肌の木々が萌黄色に染まり始める景色を見に、岐阜の山に分け入りました。金華山から長良川に向かって新緑の塊がなだれ落ちるようです。（４月１０日撮影）
