ところが、立ち込めるガスの様子が普通ではなくなってきました。待つこと１時間、ガスは濃くなれこそすれ好転する気配がありません。若くない体で登山を強行するとあまりよくないかもしれません。残念ですが戻ることにしました。
ここにもケルンがありました。ケルンには道標の役目と遭難者の慰霊の意味もあるようですが、なんとなく興味本位で積み上げたものもあるようで、それと分かるものは山岳パトロールが石をもとに戻す作業をしているそうです。
西穂丸山に着きました。標高は２４６２ｍ。晴れていれば３６０°の眺望が楽しめるポイントです。特に西の方に笠ヶ岳の雄姿が目の前に見えるはずです。