世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿 ６

クロアチア語を守った英雄とされるグルグール司教の像。左手に掲るクロアチア語で書かれた聖書にも雪が積もりました。

世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿 ５

ディオクレティアヌスは奴隷の子に生まれ皇帝にまでなった後自らの意思で退位しこの宮殿で穏やかな余生を過ごしました。ただあまりにも厳しくキリスト教徒を弾圧したためキリスト教の大聖堂に作り変えられた今、遺体の行方すら分からないそうです。

世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿 ４

宮殿の中心にある広場に連なるアーチと列柱に雪が降りしきり、ローマ時代の遺跡と雪という不思議な風景になっていました。

世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿 ３

地下のこの空間がよく保存されていたので、上階の皇帝の居住階の構造を推測できたとのことです。

世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿 ２

長い年月の間作り変えられたり壊されたりすることなく、４世紀に造られた時のままの石組みの空間。

世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿

アドリア海沿岸のクロアチア第２の都市スプリットに１７００年前にローマ皇帝が造り住んだ宮殿です。地階部分が当時のごみ捨て場だったので、ローマ帝国衰退後も様々な民族が住み込む中奇跡的に良好に保存されていました。