こんにちは、sibasennです。
2014年3月30日① ローマ ヴィッラ・アドリアーナ
いよいよこの旅も、あと2日でイタリアを旅立つところまで来ました。
最後にきて同伴者は病気になり、大変辛い思いをしてしまいました。
ナポリからローマに入ったものの、昨夜はずっと寝ていました。
私は私で、部屋の暖房器具の使い方がわからず、
英語がうまくしゃべれないので、暖房器具の絵を描き、
フロントに行って、筆談形式で使い方を教えてもらう。
部屋をあたためる一方で、タオルを濡らして熱を下げるなどした。
そんな甲斐もあってか、今朝は同行者の熱も下がったようだ。
今日は、ローマから東に30キロ、チボリに向かうことにした。
ここにはふたつの世界遺産がある。
一つは修道院を豪華な別荘に改装したヴィッラ・デステ、
もうひとつは、手前の郊外にある別荘跡、ヴィッラ・アドリアーナだ。
9時前にホテルを出て、地下鉄とバスを乗り継いで1時間半ほど、
まずはヴィッラ・アドリアーナ。
映画「テルマエ・ロマエ」で
市村正親さんが演じていたハドリアヌス帝が造った別荘地です。
広大な敷地に、ギリシャ神殿やエジプトの泉、図書館、劇場や温泉施設など、
彼の理想の姿で造られました。
彼の死後、蛮族の侵入やローマ帝国の滅亡でこの別荘群は荒廃。
彼の死後、蛮族の侵入やローマ帝国の滅亡でこの別荘群は荒廃。
それでも この別荘跡を訪れると
権力者の夢の跡、人間の叡智や愚かさに気づかされるかも、、、
別荘地の復元模型
写真でいっしょにその夢の跡をたどってください。
ご覧のように、まったく日陰のない敷地内を2時間ほど歩く。
この後、向こうに見えるヴィッラ・デステにむかうのだが。
バスで向かおうとしたのだが、待ち時間が長い。
仕方なくとぼとぼ歩き出した。
あわよくば誰かにヒッチハイクで乗せてもらえればと思いつつ、、、
だがそんな甘いもんじゃない!
天気がよすぎて暑い!
道なりに歩くのをやめてショートカット。
草をかき分け、道なきところをのぼっていく。
するとバスが見えた。
思いっきり手を振って存在をアピール!
なんとバスが止まり、乗せてくれた。
しかも料金はいらないとのこと。
バスはどんどん坂道をのぼっていき、終点に着いた。
だがここは目的地ではないとのこと。
いろんな人教えてもらい、バスを乗り換えて、
ようやく2時前に世界遺産のある場所にたどり着いた。
最後に来てローマの人々の優しさにふれあう。
今回はここまで
ではまた