東欧旅行・ルーマニア編（2016年12月13日その2）

こんにちは、sibasennです。

ブカレスト散策は「国民の館」とその周辺から始まりましたが、

これは前回のブログで報告済みです。

「国民の館」にはノルド駅から地下鉄で行きましたが、

そこから後は、革命広場、ルーマニア国営テレビ局、凱旋門まで

2時間ほど歩いて散策しました。

街の通りはイルミネーションで輝いていました。

しかしこの華やいだ雰囲気は、わたしの中ですぐにかき消されました。

（革命広場）

（旧ルーマニア共産党本部）

今から約30年ほど前、1989年12月にルーマニアで起こった

民主革命の銃撃戦の舞台となった革命広場、旧ルーマニア共産党本部です。

当時のチャウシェスク大統領が銃殺された映像が世界中に流れ

衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

（ルーマニア国営テレビ局と犠牲者を悼む慰霊碑）

革命の中心となった救国戦線は、まずはテレビ局を占拠し、

ブカレストの現状を電波に乗せて全国の人々に伝える。

このことにより一般市民は現実に何が起こっているかを知った。

治安部隊は放送局を奪回しようと、何度も激しい攻撃を加えた。

放送局入口横には慰霊碑も建っている。

（凱旋門）

第1次世界大戦の勝利を記念して1919年に建てられたもの。

パリ凱旋門と違って、繁華街からはかなり離れている。

時間は夜の7時を過ぎ、近くのカフェでケーキを食べて、

地下鉄でノルド駅に戻り、ホテルに帰る。

明日はドラキュラ城に行く。

早朝からの出発になるので、夕食も食べずに早く寝ることにした。

ではまた