sibasenn気ままな旅日記&日常のつぶやき

東海道53次ウォークや気ままなバックパッカーの旅日記を写真もまじえて報告&日常のつぶやき

東欧旅行からギリシャへ(2017年1月5日)

2019-02-16 10:10:03 | 2016年ロシア・東欧・ギリシャ
こんにちは、sibasennです。

7時過ぎに目覚める。
いよいよアテネでの半日。
これで楽しかった旅も終わるのかというちょっと残念な気持ちと
やっと日本に帰れるとの嬉しい気持ちが複雑に交差する。
ホテルでの朝食も済ませ、身支度をする。
幸いにも天気は良く、気温も15度前後と暖かい。
午前中はバスで30分ほどの世界遺産の修道院に向かう。
あいにくしまっていて中には入れず。

バスと地下鉄でアテネの繁華街に戻り、
古代アゴラ、パルテノン神殿などをめざす。

多分ここだと思うのだが、共通入場チケットを落としてしまう。
探してみたものの見つからず、あきらめる。
なんだか嫌な予感!

いよいよアクロポリス遺跡をめざす。
チケットはもう一度買い直す。

正月1日は、柱の隙間から覗いたが、
今回はアクロポリス遺跡の中からバッチリ!
上から見下ろすと、劇場の大きさにびっくり!

さていよいよパルテノン神殿
堂々たる佇まいに圧倒される
いたるところで修復工事中


森の中に、2004年アテネオリンピック会場も見える
女子マラソンで野口みずきが金メダルに輝く
その手前、中央あたりがゼウス神殿

アクロポリス遺跡、パルテノン神殿ともお別れ

パルテノン神殿に圧倒されながら、
近くの店でお土産も買う。
と、ここまでは本当によかった。
ホテルに戻ろうと、一駅だけだが地下鉄に乗る。
ところが能面のような顔をした3人組の男が一緒に乗り込んできた。
車内は結構混んでいた。
不安に感じたので、同行者に気をつけるように伝えた。
次の駅は車両の両側が同時に開いて降りることができる。
我々は左側の出口から降りたが、3人組は右側出口から降りたようだ。

ここで初めて気づいた。
なにやらおへそのあたりがちょっとおかしい。
いつもはおへそあたりにバッグをさげ、
その上からコートを羽織るので、バッグは隠れている。
だがこの時はどうしてか、コートが開いていたのだ。
さっきの買い物の後、コートのチャックを閉めてなかったのだ。
しかもバッグの紐も結んでいなかったのだろう。
きっちりバッグの中から財布だけを抜きとられたのである。
財布の中には、75ユーロと5千円札の現金、家の鍵、免許証、血圧の薬、
地下鉄回数カードやスイカ、2枚のクレジットカードなどが入っていた。

混んでいたし、少し離れたところにいた同行者を心配するだけで、
まさか自分がやられるとは思ってもみなかったのである。
日本に帰れるとの上ずった気持ちがあったし、
バッグやコートをちゃんと閉めなかった油断など
自分の不手際は当然責められるし、悔やまれる。
それでもあの卑劣な男たちは絶対許せない。
嫌な気持ちを引きずりながらホテルに戻り、
荷物を受け取ってタクシーで空港に向かう。

この後少しだけ報告したいこともあるので、その続きはあらためて。

ではまた


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