加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」『暦便欄』 大暑 

涼と花を求めて白山へ!

帰路

12:28 白山室堂 12:47
      16分
13:03 黒ボコ岩 13:06
      35分
13:41 殿ヶ池避難小屋 13:53
      2時間5分
15:58 指尾山 16:10
      16分
16:26 六万山 16:31
      50分
17:24 市ノ瀬バス停 17:24
17:26 市ノ瀬野営場

合計時間 10時間05分
休憩時間 01時間25分
距  離 16.3km
のぼり/くだり 1555/1990

黒ボコ岩まで下りてきてさて、どちらのコースを下ろうか考えてみた、時間的には少し余裕がある。観光新道も花が綺麗だ、必然的に右コース、観光新道に決まりかな?

最初からその予定だった。ただ時間的な問題だけでその問題はなくなったわけで花を愛でながら下ることに、それともう一つは、不動滝が望めることだ。


観光新道に咲くニッコウキスゲ(日光黄菅)の群生


キレベンダイモンジソウ?


ハクサンフウロ(白山風露)とタカネマツムシソウ


タカネナデシコ(高嶺撫子)


ハクサンシャジン(白山沙参)


シモツケソウ


タテヤマウツボグサ


殿が池避難小屋から見る白山釈迦岳


黄色が鮮やかなシナノオトギリ?


仙人窟、ここを過ぎると不動滝を望めるポイントがあり正面から見ることが出来る。


全景を見る

下って行くにつれて正面から見ることが出来る。わたくしのレンズではこれが精一杯。


不動滝付近がが雲の影になり鮮明に撮影できなかった。

ちなみに下の写真は2023_09_03に撮影したもの流れ落ちる水もほとんどなく滝下部にかすかに糸を引く程度だった

 此処を過ぎると間もなく別当坂分岐点に着く。分岐点を左に下れば別当出合に1時間程度で着く。

 此処でいつもの癖で、別当出合のコースは昨年の9月3日に一度下ったので、違う道をと分岐点を直進、分岐点までは草も刈ってあったが分岐点を過ぎたとたんに登山道の草は伸び放題、足元も見えない状態で慎重に下る。コースタイムは3時間と書かれている。しまったもっとしっかりコースマップを見ておくべきだった。

 分岐点を通過した時刻が15時ごろ、ここから初めての道を3時間、冷静に考えればこんな無謀なことをしなかっただろうに。

14:47 別当坂分岐点

コースタイムの予想が経たず少々焦り気味、何か所もの階段(梯子に近い)薄暗い樹林帯の中、時には草木をかき分けながら進む。

16:01 指尾山

指尾山山頂から見る千仞滝

16:26 六万山

16:53 白山禅定道登山口

 此処でやっと人に会うことが出来た。

 あれほど大勢の登山者がいたのに別当坂分岐点を過ぎたとたんに人影は皆無で少々人恋しくなっていた。

この景色を見てやっと帰って来たことを実感

17:24 市ノ瀬バス停

 初めてのルートとは言え千仞滝を見ることが出来たことはよかった。一日に不動滝、千仞滝を見れるコースとしておすすめかも。

 次の機会に千仞滝を再び訪ねてみたい。

教訓;登山計画書は念入りに!

登山日 2024_07_19

 

 昨日、下書き途中にて投稿してしまうハプニングがあり改めて追記投稿です!

 

 次回も白山登山、先日27日にクロユリを見に行ってきました。たくさんのクロユリを見ることが出来て感激です。

 

 



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「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」『暦便欄』 大暑 

涼と花を求めて白山へ!

 昨年は何度も市ノ瀬、別当出合から甚之助谷、不動滝、万才谷そして、湯の谷側の千仞滝等に足を運んだ。しかし、室堂その先の御前峰、剣ヶ峰等には足を運んだことはなかった。そこで今回は不動滝もさることながら頂上を目指してみることにした。

 そのためには不動滝の近くまで行くことは諦め、登山道からのみ見ることにして写真も控えめにすることに。

 前日の天気予報では朝から晴れの予報、梅雨はまだ明けてはいないが少々中休み的な感があり青空を期待して出発。

 市ノ瀬に着いた頃はまだどんよりした曇り空これからの回復を期待して準備をする。前日も仕事で早朝できるだけ早くにとは考えていたがそれもままならず市ノ瀬に着いた頃には駐車場も満杯状態。

 キャンプ場入り口付近に車を止め別当出合行きのバスにと思いきやここも長蛇の列。バスを2、3本見送り7:00発のバスに乗車。7:20頃に別当出合に到着。

 

07:20 別当出合登山口
      1時間41分
09:01 甚之助避難小屋 09:05
      1時間08分
10:13 黒ボコ岩 10:19
      23分
10:45 白山室堂
      中食 31分
      白山室堂 11:17    
11:48 白山 御前峰 12:03
      25分
12:28 白山室堂 12:47
      16分
13:03 黒ボコ岩 13:06
      35分
13:41 殿ヶ池避難小屋 13:53
      2時間5分
15:58 指尾山 16:10
      16分
16:26 六万山 16:31
      50分
17:24 市ノ瀬バス停 17:24
17:26 市ノ瀬野営場

合計時間 10時間05分
休憩時間 01時間25分
距  離 16.3km
のぼり/くだり 1555/1990

 
吊り橋を渡り中飯場、不動滝が見えてきた梅雨時期先日来の雨で水量も多い。

 
此処からは暫らく不動滝を見ながらの登りとなり、立ち止まりながらシャッターを切る、なかなか先に進まない。

そこに来て登山者も多く急な登りには渋滞が起き下山者も増えてくる。甚之助避難小屋では休憩者も多く荷物を下ろすことなく景色を眺め、すぐに先へと進む。

 

南竜ヶ馬場との分岐点も多くの登山者で賑わう。ここも休憩することなくスルーする。

 徐々に花が目につくようになりここでも立ち止まりシャッターを切る、別当谷から吹き上げる風は心地よく水場もありバンダナを濡らし汗を拭く、黒ボコ岩までの急な登りは花畑が続きなかなか先に進まない。そこに持って、すれ違いのため渋滞気味、途中荷物を下ろし、水分補給。


黒ボコ岩までもうすぐ。岩の上に上がり写真を撮る登山者、少々危険かなと思いながら通り過ぎる。

此処を過ぎればもうすぐ室堂。ここから先は積雪期しか来たことがなく建物すべてが雪に覆われていて雪の階段を下って小屋人入ったことしか覚えていない。(遥か昔のこと)


弥陀ヶ原を行く登山者


エコーラインとの分岐点五葉坂を登れば室堂、あと0.4km


弥陀ヶ原、エコーライン方向を見る

五葉坂

登山道の岩のの隙間で咲くイワキキョウ


 ビジターセンターを通り抜け白山奥宮祈祷殿・参籠殿前にて中食。
 風が冷たく汗をかいているので体を冷やさないように上着を着る。今回は頂上までの予定なので食べ終わり次第出発。

山頂はガスが架かっているが、ガスの切れ間を期待してひたすら登る。本当は荷物を室堂に置いてきて身軽に登る方がよかったのだが

登山道脇にはクルマユリの群生


ハクサンフウロ?、カラマツソウ?

花を見ながら登っていると疲れもまぎれる。時々青空を覗かせる。

なかなかガスが切れてくれない。わずかばかりの眺望をカメラに収め早々に下山。

下山途中に振り返ると青空がもぅすこし待っていればきちんとお願いしなかったせいなのか、

まっすぐ室堂に降りたので一輪のクロユリしか見つけることが出来なかった。

今回は眺望も、クロユリにも縁が無かったようだ。次回の楽しみに・・・。

弥陀ヶ原まで下りて来た時には青空が広がっている。

黒ボコ岩

別山方向を望む。

この後は観光新道を下ることに。

この後は次回に、もうすでに一週間が過ぎてしまった。27日の土曜日には再びクロユリを見に室堂まで上がって来た。周回遅れで登山もブログもなかなか進まない。


クロユリと御前峰 (2024.07.27 13:49撮影)室堂より平瀬道方向に入り展望歩道分岐点手前にて

27日も天候には恵まれなかったがクロユリを見ることが出来たので少しは満足。

21日の後編

27日のクロユリを見に再び白山に・・。

続く・・・・。

 



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雪も好かり消えた大日岳、山頂直下の北面にかすかに残る程度に

前回のチャレンジは6月9日あれから一か月が過ぎた。

ちなみに前回までの大日岳

2024.06.09_大日岳

20024.05.19_大日岳

なかなか山頂まではたどり着けず、今回こそはとチャレンジ、コロナ感染から約一か月、倦怠感から抜け切れず今回もダメかと半分諦めているところを励まされ何とか登頂。

今回は桂台のゲートも6時オープン19時クローズとゆうことで鈍足の私にも可能性が出てきた。

午前5時に桂台に到着するとすでに二台の車がゲート前に。6時のオープンを待って称名駐車場まで上がることに。

荷物ををまとめ時間が有ったので立山有料道路上の橋の上から称名川砂防えん堤を眺める先の滝まで臨めるかと期待したが角度的に無理があったようだ。

 そうこうするうちに車列がどんどん長くなり10数台にとゲート管理者も連休で車両多いとみてか時間前にゲートをオープン、堰を切ったように車が流れてゆく。徒歩だと登山口まで一時間弱かかるところを数分で駐車場に到着。

 早々に荷物を背に駐車場を後にする、今回は少しは荷物の減量をしたはずなのに重い。まだまだ減らさなければとは思うが、最悪の事を考えると食料、燃料、水等々少し余裕があった方がと思いついつい詰め込んでしまう。

 身軽に登っている人のリュックの中は何が入っているのだろうといつも気になる。

そんなことはさておいて足を進める。

 

 

写真を撮りながら歩いているとなかなか前に進まない。これから先登山道ともなると前から、後ろからとぞくぞく登山者が来て通行の邪魔にもなる。今日はいつもよりも登山者が多い。やはりゲートオープン前に入り登りださないとならないのか?

 

この場所からは称名滝は見ることが出来ない、ハンノキ滝、その横には糸を引いたような滝これも梅雨が終われば消えてしまうのだろう。また、称名滝の向かって左側にも滝が見える、岩の裂け目をつたい流れ出るように見える。

下:5月19日のハンノキ滝の様子(水量もそこそこあった)

下:7月13日のハンノキ滝、梅雨が明けれ見ることが出来なくなるのだろう

07:24 登山口から1時間牛ノ首。大日岳の沢の水を集めて流れるザクロ谷、流れは幾筋もの流れを集め雑穀谷へと流れ出る。


ニッコウキスゲ


大日平と大日岳


チングルマのワタゲ


振り返ればかすかに富山湾


富山平野


鍬崎山


木道脇にチングルマのワタゲ


大日平山荘が見えてきた。写真を撮っていると次から次へと追い越されてゆく。


トキソウ


オオコメツツジ?


タテヤマリンドウ


弥陀ヶ原と薬師岳

08:18 不動滝

山荘に到着するがそのまま不動滝へと何度見ても飽きない。称名滝が男滝なら、さしづめこちらは女滝。称名川に下るルートはないものだろうか?

仮に降りたとしても登りはどうする???????

そんなことを考えながら不動滝を後にして山荘のテラスへと、水分補給と少々の甘いものを。

08:30 山荘出発


山荘から見上げる大日岳


ガキの田


ガキの田に移るワタスゲ


ワタスゲ



イワイチョウと花に止まる虫


モミジカラマツ?


チングルマワタゲ


ツマトリソウ



マイヅルソウ 小さくて見落としそうな花


中々先に進めない頂上は遥か彼方に

09:40 2030M付近流れ落ちる沢の水でバンダナを濡らし頭に巻く冷たくて気持ちがいい。しかし、足重たく思うように上がらづ、ゆっくり一歩ゝ進む


振り返れば薬師岳


シラネアオイ


09:52 2080M付近 キヌガサソウ


009:56 2100M付近 足が上がらない休憩している人としばらく立ち止まり話をする。


10:17 2200M付近 で見かけたエンレイソウ


11:08 2350M付近 前回はこの辺りは雪渓で覆われ時間も随分と押して来たため小屋を目前に撤退

 


11:24 2420M付近大日小屋直下に到着 残すところ80Mもうここまで来たら登らずに居られようか。


せめて劔の雄姿を一目見るまでは、と雲の切れ間を


チングルマの花


ミヤマリンドウ


白く光る石、石英が含まれるのか?


雲の切れ間も劔の雄姿を

11:50大日岳に到着、所要時間5時間と30分恥ずかしいタイムだ


大日岳の看板と三角点を

此処で昼を食べて腰かけたままうつらうつら


奧大日、室堂、雄山方面を望む

此処で昼を食べて腰かけたままうつらうつらする。


此処はトンボの楽園か


次は奧大日から室堂まで。


山頂付近ではシャクナゲ(ハクサンシャクナゲ?)が


劔の雄姿を再びカメラに収め


12:42 三角点にタッチして山頂を後にする。

食事後に飲んだ薬が効き始めるにはまだ時間がかかるが足の痛みが少しでも治まれば何とかなるだろう。とゆっくり下り始める

 

14:12 2080M付近から大日平山荘を見る

15:13山荘に到着薬が効き始めたのか随分と楽になって来た。


山頂は雲に覆われたて来た。

15:46 牛ヶ首付近 1460M付近で見かけた クガイソウ

先行の学生たちが梯子、クサリ場で渋滞、ここで前に出させてもらう。

此処から登山口まで休憩なしで下りきる。

16:32 登山口到着 無事下山。称名滝に行きたかったところだが薄暗くなってきたので諦め駐車場へと向かう。

16:42 大日岳登山終了

タイム:10:41
休憩時間:1時間
距離:14.0Km
のぼり:1598m
くだり:1597m

今回は皆さんに励まされて登頂できました。本当に感謝しています。



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