加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



仲夏の番場島 立山川 番場島発電所の取水施設 2024.06.09

前回訪ねてから一か月が過ぎた番場島、前回は立山川方向には入ることが出来なかったので今回は立山川の砂防えん堤と菊石、そして番場島発電所の取水施設を見に。

ブナクラ谷、白萩川で取水した水は早月尾根を貫通して立山川へと、そして立山川の流れを加え約標高1000mラインで中山の中腹を通り番場島発電所上部へ。このラインの途中で再び小又川で取水し中山の真下を通った流れが加えられている。

番場島発電所上部、およそ900m付近から標高650mの施設へと流れ落ちる。(あくまでも、私の国土地理院の地図を見ながらの想像です。)

そんな施設の一部を今回は訪ねてみることに


早月尾根斜面に鉄塔のようなものが見えてきた。

あの付近が早月尾根を貫き流れって来たブナグラ谷、白萩川の流れ。この流れは立山川の川底まで落下し再び中山の中腹まで上がっている。

これは自然の力、サイフォンの原理を利用したものだろう。もし、動力を使って水を上げているのなら、本末転倒だ。

 

斜面をつたっている構造物が導水管の巻き立てだろう。


そして、立山川の下をくぐる構造物


再び導水管は約1000m近くまで駆け上る。


構造物には国有林野貸付使用許可標識が取り付けられている。

これより上流にさかのぼると立山川の取水施設が見える。


この付近にはまだまだ雪が残る。

此処で取水された流れが先ほどのラインに加えられている。現在は工事中だったが。

国土地理院地図より

上流谷あいから見える山(劔御前)だろうか?

写真:2024.06.09 天候:曇り
場所:富山県上市町番場島 立山川にて

 

 



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