加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



別当谷・柳谷・甚之助谷


 柳谷導流落差工、前回紹介した写真です、今回はこの上部左側の甚之助谷砂防堰堤群の撮影目的で再度登ってきました。

GoogleMapをキャプチャーした画像です。

柳谷導流落差工

2023.09.23 土曜日 天候:晴れ 

6:59 市ノ瀬吊橋

7:20 シャトルバスにて別当出合に登る


7:30 細谷川の砂防えん堤を車中より撮影

7:37 別当出合登山口 霧のため見通しがきかない

7:38 別当出合吊橋 先を急ぐ登山者目的地は何所だろうか?私は中飯場までなので、写真を撮りながらゆっくりと登る。今シーズンこの吊橋を渡るのは何度目だろうか。

8:15 中飯場 ここで小休止、相変らずガスの中 中飯場より数分のところにて工事用林道にと登山道から離れる。一路、甚之助谷砂防群に向かう。相変わらずの霧、霧が晴れるのを待ちながら撮影する。


8:44 甚之助砂防堰堤第13号から第14号、その上部は第16号(?)を見る

甚之助谷第一三号砂防堰堤
じんのすけたにだいじゅうさんごうさぼうえんてい

甚之助谷中流の階段状堰堤群のうち、直下流の第12号堰堤上方の堆砂の上に築造される。逆台形の水通しをもつ練積の堰堤で、水通し部の笠石をわずかに庇状に突出させる。堤長30.5メートル堤高5.5メートル、正面に道路橋が架かり視認性が高い。

国指定文化財 登録有形文化財(建造物)11号砂防堰堤から22号砂防堰堤が指定されている。

8:52 第18号えん堤より上部を見る。


甚之助谷第一八号砂防堰堤
じんのすけたにだいじゅうはちごうさぼうえんてい


甚之助谷第一九号砂防堰堤
じんのすけたにだいじゅうはちごうさぼうえんてい

 


工事用仮設橋より下部11号、12号えん堤を見る


下流柳谷川砂防えん堤を見る現在も工事は進行中だ。右手に見える構造物は甚之助谷地すべり排水トンネル工事資材運搬用索道の山麓停留所


9:19 下流部より第11号、12語砂防えん堤を見る


甚之助谷新5号えん堤

9:38 再び第13えん堤より上部を見る。霧も晴れてきて見渡せるようになってくる。

09/06の投稿の手取川渓谷を訪ねて 010 別当出合から別当谷・甚之助谷で紹介した柳谷導流落差工

上部から眺める。見事なまでに急斜面を階段状にデザインしている。設計者はこの景観を思い描いて設計したのだろうか。
また、撮影時は流れが少ないが水量が増した時の流れ落ちる状況をイメージできていたのだろうか。

機会があれば滝んように流れ落ちる様子を見てみたい(撮影してみたい)ものだ。と思いを巡らせてみた。(本当は国土交通省のライブカメラが設置されていたので、現地に行かなくても状況がリアルタイムで見ることができるのだが、一般に公開されているのだろうか?)

国土交通省 北陸地方整備局 ライブ情報

 

万才谷の方は岩肌が剥き出しになっている、大きな岩盤がまるで砂防堰堤のようになっている。

岩盤の間に流れ出る水

この角度、位置からでは奥の滝を見ることはできない。

つづく・・・甚之助谷にはまだまだ興味深いものが数多い。

撮影 2023/09/06



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