将太の日記

将太の日記は、将太の非日常等、気の向くままに「書き留めておこう」と思ったものをアップしています。

河津桜お花見

2024年02月25日 18時12分50秒 | Weblog
先週は伊豆半島の河津まで河津桜を見に行って来たばかりであるが、近場の河津桜のお花見にもこの連休を利用して行って来た。本場河津の河津桜祭りも葉桜になりかけのギリギリの感があったが、近場の河津桜もまた葉桜ギリギリの満開という感じで、何とか間に合って良かった。

帰り道にお花見スポット近くの中華料理屋に行ったが、改めてそのお店の美味しさを実感。あんなに美味しかったっけ、と思ったが、これからは少し行く頻度を増やしても良いかもしれない、と感じた。

しかし、今日は最高気温7℃(昼間はほとんど5℃程度までしか上がらず)で非常に寒い1日で、外出しようという気になれず、家で大人しくしていた。最近気温の寒暖の差が激しいこともあり、体調を崩さないように気をつけて過ごしたいと思う。
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慶應名人戦決勝、河津桜祭り等

2024年02月18日 20時56分09秒 | Weblog
昨日・今日と将研三田会の合宿に行って来た。いよいよ待ちに待った慶應名人戦決勝戦も行われる。今年はコロナ禍明け後の初合宿で、ホテルも初めての場所だった。幹事の方々は運営等本当に大変だったと思われ、本当にお疲れさまでした。

昨日は14時のマイクロバスでホテルに向かい、チェックインできるまでの間、丹羽さんと将棋を指して調整した。早指しでの適当指しを好まず、じっくり時間をかけて読みを深める丹羽さんとの将棋は毎度のことながら本当に勉強になる。

今回は夕食前にミーティングという場を設けて事務連絡等も含めて説明があった。その後は夕食バイキング。非常に会場が広く、どこに何のメニューがあるのか、全体把握も中々大変なバイキングだった。夕食後に決勝戦を控えていたこともあって、周りの人はがっつり食べていたところ、自分は食べすぎ注意して決勝戦に臨んだ。

決勝戦の対局会場が11階、島九段・小山四段の大盤解説会場が3階と非常に離れており、連絡も取りづらく、対局開始して良いか判断に迷ったため、20時対局予定が19時半開始に前倒しになったはずが、結局19:50分頃対局開始となった。
将棋は私が普通に矢倉に組んだところ、鈴木君が腰掛け銀から仕掛けてきた。対局中はすぐに気がつかなかったが、どうも仕掛けられたところで将棋が終わっていたようで、仕掛けられてしばらくしてから事の重大性に気がついたものの、時すでに遅し。どうにもならなくなっていた。
終盤、何回か鈴木君にやや甘いかなと思う手が出たものの、形勢がもつれるには至らず、終始こちらが苦しい展開のまま最後もきっちり寄せ切られ、完敗。
大ポカで負けたりするとみっともない、というプレッシャーもあったが、大ポカこししなかったものの、根本的に序盤の構想が破綻して即死した、という感じで全く自分らしい将棋を指すことができなかったのは残念だった。まぁそれだけ鈴木君がよく研究しており、現代将棋の怖さともいえる将棋だったように思う。島九段・小山四段の大盤解説という素晴らしい檜舞台だっただけに、もう少しまともな内容で熱戦にしたかったが、こればかりは実力不足でやむなし。
今回は同世代の友人・知人からも応援メッセージを沢山いただいており、期待に応えられなかったのが悔やまれるが、決勝戦終了後も暖かいメッセージをいくつもいただいたおかげで、メンタルダメージも大分軽減されたように思う。応援してくださった方々に深く感謝いたします。

さて、決勝戦終了後は恒例のOB・現役対抗戦かと思いきや、現役がたった4名しか参加しなかったため、今回は対抗戦は行われなかった。その後は10秒将棋を中心に練習将棋を楽しんだが、丹羽さんとだけは持ち時間・秒読みありの長めの将棋を指し、対局後もみっちり感想戦をやった。この将棋は後でAI解析もしてみようと思う。

夜は決勝戦の敗北ダメージに加え、O関からの轟音で中々寝られず、今朝はかなりの寝不足状態だったが、どうにか朝食前には起きることができた。
昨夜夕飯を軽めに済ませたこともあり、今朝の朝食バイキングはがっつり食べた。その後は幸運にも島先生からお声かけいただき、個別指導対局を受ける機会に恵まれた。
島先生との将棋は、島先生の雁木対私の右玉。中盤まではこちらの構想・主張が通ってまずまずの将棋かなと思ったが、中盤で島先生が玉側の銀を攻めに使う手順を見落としてしまい、そこからは一気に形勢が傾いて、最後は圧敗。中盤の見落としで将棋が終わってしまったのが残念だったが、感想戦も含めて非常に丁寧に教えていただき、深く感謝。

また、その後島先生とO関との将棋も観戦し、こちらも感想戦で非常に勉強になった他、島先生の公式戦解説や私のアマ大会の棋譜を見ていただいた上でのご指摘含め、本当に勉強になった。AI解析していても、細かい数値変動からは根本的な敗因が読み取れないこともあり、そうした点をご指摘いただいて初めて中盤の指し方の問題点がよく分かった。

収穫の大きかった合宿も終了。このまま帰宅するのももったいない、ということで、その後は踊り子号で河津まで移動し、河津桜祭りに行って来た。すごい人の数で、こんなにも大人気スポットなのか、と改めて賑わいぶりに圧倒されたが、河津桜の方も満開で満足度は高かった。お昼を食べるお店も激混みでとても入れそうになく、寿司弁当を買って軽く済ませることに。
花見も手短に終えて、帰りは踊り子号を予約していなかったため、立ち席特急券で我慢。新幹線もこだまの指定席がほぼ完売で自由席となったが、こちらは何とか自由席に座ることができた。花見の所要時間が読めず、行きの特急しか予約していなかったため、帰りが中々大変だったので、今後は人気スポットの帰り便はしっかり予約しなくては・・・と痛感させられた。

何だかんだ、色々あった土日であったが、全体的にはとても収穫が多く、非日常を満喫できたように思う。決勝戦の敗戦は実力不足以外の何物でもないが、これに懲りず、また一から鍛え直して、今後のアマ大会でも見せ場を作れるよう頑張りたいと思う。
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都名人戦予選の結果

2024年02月11日 17時27分12秒 | Weblog
今日は都名人戦に参加してきた。例年、参加できる時は参加するようにしているものの、レベルが高く、一度も予選通過したことがなく、決勝敗退が2回あったくらい。よってあまり気負わずに強い人に教われれば、くらいの気持ちでいた。

朝、御徒町将棋センターに着くと、同じく今日申込していた葛山の姿が対局開始の11時になってもなかったので、どうしたのかと思っていたら、数分遅れてやってきた。組み合わせ抽選の結果、葛山のすぐ隣のブロックを引いてしまったが、葛山と当たる前に自分が撃沈する可能性も結構高いと思っており、まずは目の前の1回戦に集中することに。

1回戦:対今泉さん

今日の初戦は今泉さんと対戦。戦形は今泉さんの中飛車対私の居飛車となり、序盤で今泉さんが自陣角を放ってこちらが一歩損する展開になり、やや作戦負けを意識していた。その後、後手番ながら気合で打開しに動いた直後、今泉さんに疑問手が出て、そこからは徐々にこちらのペースになったように思う。終盤、どうしても読み切れない変化があって、そこに残りの持ち時間のすべてをつぎ込んだものの、それでも読み切れないまま秒読みとなった。内心結構焦っていたのだが、どうにか堪え切ったようで、最後は相手玉をしっかり詰まして制勝。少し危ない将棋だったような気はするが、何とか初戦突破することができた。

隣では葛山が松本さんとの相穴熊で中盤葛山の飛車が窮屈で居飛車が苦しいのかと思っていたが、そこから葛山が手を尽くして盛り返し、最後は松本さんの攻めを切らして葛山が制勝。途中の内容はあまり把握できていないが、相変わらずこの男は強い。ということで、準々決勝の相手は葛山に決まった。


準々決勝:対葛山

公式戦ではこれまで3勝8敗と大幅に負け越しており、途中3勝1敗だったはずが、気がつけば7連敗中だったので、自信があるはずもなく、酷評されないことだけを考えて指していた。しかし・・・。
戦形は葛山の矢倉対私の右玉。矢倉から菊水矢倉に組み換えようとされたため、このまま黙って見ていては作戦負けは明らかと思い、無理攻めを承知で右玉の玉頭から攻めかかったものの、案の定無理攻めで早くも苦しくしてしまった。しかし、そこから葛山の攻めが雑になった感は否めず、こちらはすぐに潰されることだけは回避しようと左金を守りに参加させ、少し大変になったのかなと思っていた。どうもこの辺りで逆に葛山の方が全然ダメになった、との感想を対局後聞いてびっくり。実際、帰宅後にAI解析した感じだと、葛山がダメと感じた局面はまだ葛山側にわずかにプラスであり、問題はその後の指し手だったようであるが、これはあくまでもAIの評価であり、人間的には先手が大変な局面ではあるだろう。元が悪かっただけにまだあまり自信がなく、自分の大局観も悲観的だったようには思う。

その後はこちらのパンチが次々と入って一方的に攻めまくる展開になり、葛山の受けが利かなくなったところで葛山投了。対局後に「数十年ぶりに負けた」などと言われてしまったが、実際自分が前に葛山に公式戦で勝ったのは2001年の春合宿以来と思われたので、あながち間違いではなかった(苦笑)。
何はともあれ、昨年の令和最強の男相手に勝てる自信など全くなかったので、望外の逆転勝ちだった。


準決勝:対大岩君

昼食休憩を挟んで準決勝は明治大OBの大岩君と対戦。将棋は角換わりから手厚く指して潰されないように・・・と神経を遣っていたはずが、開始早々大岩君が仕掛けて来られた。正直全く予想しておらず、もう仕掛けてくるのか、などと思ったりしていたが、全く警戒心が足りなかった。どうも仕掛けられてからはダメにしてしまった感が否めず、一方的に攻めまくられ、どうにもならず超ど圧敗。令和最強の男を倒した勢いを活かしたかったが、根本的に実力が不足していたようで、今回はベスト4で撃沈。

準決勝は全く将棋にならず残念だったが、まぁそれでも今日は自分の実力を考えれば頑張った方であろう。慶應名人戦の決勝戦も近づいてきたので、今日の結果を良い弾みにして、決勝戦に臨みたいと思う。
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王将戦第4局、朝日オープン等

2024年02月10日 21時57分30秒 | Weblog
今週は藤井八冠の対局ラッシュだった。まずは王将戦第4局から。圧巻の指し回しで菅井八段にまたもや快勝し、4-0でストレート防衛。ちょっと付け入る隙がなさすぎで強すぎると感じた。大山十五世名人の記録(タイトル戦19連勝)を抜いてまた1つ偉大なる記録更新となった。

この勢いのまま今日の朝日オープンも優勝するかと思っていたが・・・。準決勝の糸谷八段戦は序盤で自陣に角を打ち込まれても大丈夫とみた大局観が印象的な将棋で、AI評価としては途中30%台になった瞬間もあったものの、最後は終盤力を発揮して際どい踏み込みから見事に勝ち切った。

決勝戦は永瀬九段と対戦。この将棋は序盤から永瀬九段が全く持ち時間を使わず藤井八冠ばかり持ち時間を使う展開となり、40分の持ち時間を藤井八冠が使い切ったところで永瀬九段は38分も残っている、といった感じだった。あんなに指し手が進んだ局面まで想定通りだった、ということ自体、研究の深さがちょっと次元が違うと驚いたが、終盤も難解ながら永瀬九段の竜使いがうまく、最後は藤井八冠の玉を即詰みに討ち取って永瀬九段快勝。藤井八冠の対局終了後のインタビューも上記持ち時間の点に触れていて印象的だったが、今年は惜しくも決勝戦で敗れた。それでもまだ年間最高勝率の記録更新をするかもしれない、というほど今年の勝率が高く、凄まじい強さである。この後、3月末までの対局はどうなっていくであろうか・・・。
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初雪、大雪警報

2024年02月05日 21時33分13秒 | Weblog
今年の初雪だが、昼から降り始め、中々の大雪になった。夜には雷も鳴り響く中、まだ雪が降り続いている。久々の大雪警報である。

今まで、職場では全員在宅勤務ということはコロナ禍でもしたことがなかったのだが、今回初めて全員在宅勤務というシフトを組むことにした。

明日の午前中まで雪は結構降ったり止んだりを繰り返すようなので、交通網が乱れる可能性は高い。全員在宅勤務にして正解だった、と思えるかどうかは明日蓋を開けてみないと分からないが、個人的には当然の判断だとも思っている。
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NHK杯、棋王戦第1局

2024年02月04日 22時50分08秒 | Weblog
今日はNHK杯と棋王戦第1局、いずれも藤井聡太八冠VS伊藤匠七段の対局を観戦した。NHK杯の方は、角換わりから凄い勢いで序盤を飛ばし、難解な中盤戦を経て藤井NHK杯が抜け出し、ほぼ完勝といった内容だったように思う。

棋王戦第1局の方も角換わりからこれまた序盤ハイスピードで進んだが、この将棋は途中からお互いの玉が寄らなくなり、最後は持将棋で引き分けとなった。97手目▲5六金あたりはとても指せない(というか思い浮かばない)ような手順に見えたが、AIはこの手を最善手として予想しており、藤井八冠も普通に指していたところを見ると、これが現代感覚なのだろうか。

第1局から持将棋で引き分けとなり、第2局以降はどのような展開になるだろうか。今後も楽しみなシリーズにつき、注目したい。
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