今日は社団戦3日目に参加してきた。初日は3勝1敗とチームはまずまずの滑り出しだったが、前回、人数不足で初の2日目棄権という事態に陥り、4戦とも不戦敗となり、チームはここまで3勝5敗の15位と降級を心配しなければならない状況だった。今日のメンバーは関川さん・関向さん・ケンローさん・葛山・O関・優・私の7人。昨日まで人数不足の予定だったが、昨日の関東大学将棋同期会の際に葛山が出場できるという話を聞き、何とか7人揃った。試合開始直前に任田さんが試合会場に足を運ぶような連絡が入ったのだが、「まぁいつものことで、きっと来ないでしょう」なんて話をしていた。ところが・・・。
9回戦:対東工大OBチーム
東工大OBチームは松本誠さん・水野さんを中心に強豪が揃っていて侮れないチームで、初戦から強敵だと思っていた。オーダー表交換の結果、関向ー水野戦、葛山ー松本戦ができ、良い感じである。
自分の将棋は相手の四間飛車に右四間飛車から手厚く対抗しようとしたところ、機敏に動かれてしまい、ど作戦負けに。その後も的確なパンチを浴びせられ続け、全く良い所なく圧敗。
チームの方は関向さんと葛山が好カードを制し、ケンローさんも勝ったが、関川さん・O関・優・私が敗れての3-4負け。久々に戦犯をやらかしてしまった。
10回戦:対翔風館EOD
10回戦は翔風館EODチームと対戦。自分の相手は過去に何度も任されている埼玉の強豪土出さん。この将棋は土出さんの矢倉対私の矢倉中飛車となり、序盤は土出さんの構え方が疑問であっさり作戦勝ちになったと思う。ところが、銀桂交換辞さずで反撃された手順が思いの外厳しく、あっという間に優位が吹き飛んでしまい、その後は土出さんの的確な寄せを見るばかり。中盤以降全く良いところなく圧敗。
幸い、チームの方は関向さん・ケンローさん・葛山・優が勝ち、何とか4-3勝ち。関川さん・O関・私の3人が出だし2連敗と最悪のスタートになってしまったが、何とかチームは勝つことができた。
11回戦:対東大根津
11回戦は東大根津チームと対戦。この11回戦から任田さんが参戦されることとなり、関川さんが抜け番となった。東大根津チームはかなり若い世代の東大チームと思われたが、注目はO関VS藤岡学生名人の対戦か。
自分の将棋は松本氏の雁木に私が右四間飛車で対抗。中盤松本氏が危険な仕掛けをされたため、反撃に転じてあっという間に将棋が終了。15分の持ち時間のうち、9分ほどを残して快勝だった。これまで2連敗と全く冴えず、自信を失っていたが、ここから巻き返せるか。
チームの方は関向さんが角換わりでこってりしばかれたものの、残りを全部勝って、蓋を開ければ6-1勝ちと快勝。任田さんは社団戦でうちのチームのデビュー戦を白星で飾った。O関も藤岡学生名人相手に強い内容で勝ち切っていたのが印象的だった。
12回戦:対早稲田の栄光
今日の最後は早稲田の栄光チームと。昨日同期会で話した村瀬君と当たるのは誰か、という話が持ち上がっていたが、任田さんが半分冗談で「山田敦幹さんあたりが出て来ないだろうか」なんて話をしていると、本当に山田敦幹さんが出場して来られビックリ。しかもオーダー表交換の結果、自分の相手が山田敦幹さんに決まった。今日は負けまくっていたこともあって、まったく自信がなかったので、正直自分は当て馬どころか捨て石で、他のところで勝ってほしい、と完全に他力本願になっていた。
山田敦幹さんとの将棋は、こちらが右玉模様の出だしにしたところ、山田敦幹さんが棒銀から速攻を仕掛けて来られた。「簡単にはつぶれないはず」と思って指していたが、実戦的にはかなりうるさい攻めで、段々と相手の攻めを受けきれずに崩壊していった。対局中はそれでも何とか持ち堪えていると思い込んでいたのだが、後で葛山から明快な寄せを指摘され愕然。どうやら完全に負け形に陥っていたようだ。山田敦幹さんが明快な寄せを逃したため、混沌としてきたが、こちらも相手の攻め駒を一層すればリードを保てたものの、寄せ損なって相手玉を逃がしてしまった。秒読みに追われて飛車を逃げるだけの後手を引く指し手を指してしまい、「もつれたか」と頭の中が真っ白になっていた(後で感想戦では山田敦幹さんより「あの場面では多分最善の粘り」と言われ、もつれさせた要因はその少し前だったらしく、自分の大局観の悪さを改めて痛感)。直後に山田敦幹さんが指した手が自玉を崩壊させる危険な1手だったようで、これをうまく咎めてようやく勝勢になった。最後も勝ち切るまで大変だと思いながら指していたが、何とか寄せ切って逆転勝ち。内容が悪い将棋でギャラリーからもかなり酷評されたが、難敵山田敦幹さんに勝つことができたのは今日の唯一の収穫だった。
チームの方は、ケンローさん・任田さん・葛山・O関・私が勝って5-2勝ち。
今日は結局チームとして3勝1敗、通算6勝6敗となった。まだ油断はできないが、残留に向けた目途は立ったと思われる。2日目の棄権が痛く、勝ち数も少ないため、昇級の目はまずないであろうが、まずまずの結果だったと思う。
個人的には2勝2敗で、負けた将棋はボロボロだったし、勝った将棋も内容は悪かったが、実力不足ということだろう。任田さんに社団戦参戦してもらえたのは結構大きな収穫で、最終日も参戦をお願いしたいところであるが、さてどうなるか・・・。
9回戦:対東工大OBチーム
東工大OBチームは松本誠さん・水野さんを中心に強豪が揃っていて侮れないチームで、初戦から強敵だと思っていた。オーダー表交換の結果、関向ー水野戦、葛山ー松本戦ができ、良い感じである。
自分の将棋は相手の四間飛車に右四間飛車から手厚く対抗しようとしたところ、機敏に動かれてしまい、ど作戦負けに。その後も的確なパンチを浴びせられ続け、全く良い所なく圧敗。
チームの方は関向さんと葛山が好カードを制し、ケンローさんも勝ったが、関川さん・O関・優・私が敗れての3-4負け。久々に戦犯をやらかしてしまった。
10回戦:対翔風館EOD
10回戦は翔風館EODチームと対戦。自分の相手は過去に何度も任されている埼玉の強豪土出さん。この将棋は土出さんの矢倉対私の矢倉中飛車となり、序盤は土出さんの構え方が疑問であっさり作戦勝ちになったと思う。ところが、銀桂交換辞さずで反撃された手順が思いの外厳しく、あっという間に優位が吹き飛んでしまい、その後は土出さんの的確な寄せを見るばかり。中盤以降全く良いところなく圧敗。
幸い、チームの方は関向さん・ケンローさん・葛山・優が勝ち、何とか4-3勝ち。関川さん・O関・私の3人が出だし2連敗と最悪のスタートになってしまったが、何とかチームは勝つことができた。
11回戦:対東大根津
11回戦は東大根津チームと対戦。この11回戦から任田さんが参戦されることとなり、関川さんが抜け番となった。東大根津チームはかなり若い世代の東大チームと思われたが、注目はO関VS藤岡学生名人の対戦か。
自分の将棋は松本氏の雁木に私が右四間飛車で対抗。中盤松本氏が危険な仕掛けをされたため、反撃に転じてあっという間に将棋が終了。15分の持ち時間のうち、9分ほどを残して快勝だった。これまで2連敗と全く冴えず、自信を失っていたが、ここから巻き返せるか。
チームの方は関向さんが角換わりでこってりしばかれたものの、残りを全部勝って、蓋を開ければ6-1勝ちと快勝。任田さんは社団戦でうちのチームのデビュー戦を白星で飾った。O関も藤岡学生名人相手に強い内容で勝ち切っていたのが印象的だった。
12回戦:対早稲田の栄光
今日の最後は早稲田の栄光チームと。昨日同期会で話した村瀬君と当たるのは誰か、という話が持ち上がっていたが、任田さんが半分冗談で「山田敦幹さんあたりが出て来ないだろうか」なんて話をしていると、本当に山田敦幹さんが出場して来られビックリ。しかもオーダー表交換の結果、自分の相手が山田敦幹さんに決まった。今日は負けまくっていたこともあって、まったく自信がなかったので、正直自分は当て馬どころか捨て石で、他のところで勝ってほしい、と完全に他力本願になっていた。
山田敦幹さんとの将棋は、こちらが右玉模様の出だしにしたところ、山田敦幹さんが棒銀から速攻を仕掛けて来られた。「簡単にはつぶれないはず」と思って指していたが、実戦的にはかなりうるさい攻めで、段々と相手の攻めを受けきれずに崩壊していった。対局中はそれでも何とか持ち堪えていると思い込んでいたのだが、後で葛山から明快な寄せを指摘され愕然。どうやら完全に負け形に陥っていたようだ。山田敦幹さんが明快な寄せを逃したため、混沌としてきたが、こちらも相手の攻め駒を一層すればリードを保てたものの、寄せ損なって相手玉を逃がしてしまった。秒読みに追われて飛車を逃げるだけの後手を引く指し手を指してしまい、「もつれたか」と頭の中が真っ白になっていた(後で感想戦では山田敦幹さんより「あの場面では多分最善の粘り」と言われ、もつれさせた要因はその少し前だったらしく、自分の大局観の悪さを改めて痛感)。直後に山田敦幹さんが指した手が自玉を崩壊させる危険な1手だったようで、これをうまく咎めてようやく勝勢になった。最後も勝ち切るまで大変だと思いながら指していたが、何とか寄せ切って逆転勝ち。内容が悪い将棋でギャラリーからもかなり酷評されたが、難敵山田敦幹さんに勝つことができたのは今日の唯一の収穫だった。
チームの方は、ケンローさん・任田さん・葛山・O関・私が勝って5-2勝ち。
今日は結局チームとして3勝1敗、通算6勝6敗となった。まだ油断はできないが、残留に向けた目途は立ったと思われる。2日目の棄権が痛く、勝ち数も少ないため、昇級の目はまずないであろうが、まずまずの結果だったと思う。
個人的には2勝2敗で、負けた将棋はボロボロだったし、勝った将棋も内容は悪かったが、実力不足ということだろう。任田さんに社団戦参戦してもらえたのは結構大きな収穫で、最終日も参戦をお願いしたいところであるが、さてどうなるか・・・。