今日は社団戦2日目に参加してきた。前回の社団戦初日は平塚七夕将棋祭りとバッティングしていたが、今日はアマ名人戦の神奈川県大会とバッティング。何たる日程であろうか。今日も前回に続いてメンバーが7人ギリギリしか集まらなかったため、団体戦を優先せざるを得なかったが、私同様、社団戦を優先していた県内の強豪は他にも渡辺誠君や小林康広さん・淡谷さん・菊池裕太氏等々多数いた。逆にアマ名人戦の神奈川県大会の方は強豪の数がいつもの半分以下になっているのでは?とすら思った。アマ名の県予選を断念して来たからには、今日こそ良い結果を出したかった。特に今日の対戦相手は、我々のチームと同様、初日で全敗していたチームが2チームもあり、1部リーグ残留をかけた直接対決という意味合いが強かったので、何とか結果を出したいと思っていた。
今日のメンバーは寺尾さん・小林さん・葛山・O関・森本・スズケン・私の7人であったが、朝はスズケンも来られないとのことで、まさかの6人スタート。ケンローさん・田村さんの不在は正直痛かった。
5回戦:対翔風館ROB
今日の初戦は翔風館ROBチームと。注目の対戦は、森本ー桐山戦、葛山ー矢橋戦、小林ー早川戦、私ー土出戦あたりか(敬称略)。フルメンバー揃っても中々厳しい相手のところ、今日もフルメンバー揃わず、しかも初戦は1つ不戦敗になっている状況だっただけに、勝負どころをいかに勝てるかがポイントとなってくる。
私の相手は土出さん。過去職団戦・社団戦でそれぞれ対戦があり、1-1だったが、どちらの将棋も序盤から非常にうまく指された印象があり、序盤でリードを許さないよう注意したいと思っていた。戦形は土出さんの矢倉対私の急戦矢倉となったが、土出さんが急戦封じの構えに来られたため、右玉に組み直す展開に。その後、土出さんが穴熊に組み替えようとしたところを捉えて仕掛けたものの、作戦負けに陥ってしまった。その後、土出さんの猛攻に遭って一時はどうしようもないかと思っていたが、非常手段で相手の飛車を抑え込みにかかり、終盤玉を左辺に逃がす展開になり、形勢はもつれた。ずっと苦しい将棋であったが、最後の最後に勝ちが転がり込んできた・・・と思っていた矢先、最後のお願いとばかりに王手ラッシュをされたところ、対応を誤り、まさかの13手頓死で逆転負け。二択のうち、どちらも詰まないと思っていたが、最後にぴったり即詰みに討ち取られてしまった。辛抱を重ねて逆転した将棋だっただけに、この逆転負けは痛かった。
チームの方は葛山が矢橋さんに圧勝したものの、残りをすべて負けてしまい、何と1-6負けと大敗を喫してしまった。
6回戦:対オール東大
昼食後はオール東大チームと。オール東大チームも初日メンバーが揃わなかったらしく、4連敗と苦しいスタートであったが、今日はメンバーが揃っているようで、オーダー表交換をした瞬間、厳しい戦いになることはすぐに分かった。スズケンはこの6回戦にも間に合わず、当たりは森本ー谷崎戦、葛山ー東野戦、O関ー樋田戦、私ー松田戦、小林ー市川戦、寺尾ー加納戦(七将は不戦敗)となった。見るからに厳しい当たりであり、不戦敗が1つあるのも大きい。初日全敗同士の対戦ではあったが、オール東大は5回戦で勝利しており、既に全敗対決ではなくなっていた。
自分の将棋は松田さんの矢倉対私の右玉。中盤、端角から角交換を挑んだ構想が良くなかったのか、機敏な仕掛けを喰らってしまった。まぁこのくらいは想定範囲とばかりに切り返しを見せたものの、この変化は後手の自分から誘導してしまったものであり、難解ながら右玉側が好き好んで飛び込む変化ではなかったかもしれない。その後、松田さんが飛車切りから玉頭方面で猛攻を仕掛けて来られ、苦戦を意識していた。終盤、玉頭を逆に手厚くする構想で粘ったのが功を奏したのか、松田氏に致命的な見落としが生じ、最後は松田さんがこちらの玉を詰ましに来られたが、詰みはなく、松田さん投了。終盤の玉頭の攻防が非常に難解で、最後まで勝ちかどうか分からない熱戦だったと思う。
チームの方は、葛山が東野さん相手に勝てそうな局面まで持ち込んだものの、東野さんの終盤の追い込みが凄まじく、寄らなかったはずの葛山玉が寄せ切られてしまい、無念の逆転負け。森本の三間飛車は谷崎君の居飛車穴熊に圧敗、O関は角換わりで樋田さんに圧敗。小林さんは相穴熊で中盤ペースを掴むも、終盤に致命的な見落としで喰い付きを許し、圧敗。寺尾さんも敗れ、5回戦に続き1-6負けと大敗を喫してしまった。
7回戦:対常笑会
7回戦は常笑会チームと。既にチームは6連敗でかなり萎えていたように思う。自分の将棋は相矢倉から玉頭を手厚く指そうとしたが、居玉のまま戦いになってしまい、あっという間に敗勢に。終盤怪しくなりかけたが、最後の相手の喰い付きに対する対応が分からなくなり、着手したら何と時間切れ。まだもう一山あったはずの将棋での時間切れという失態をやらかしてしまった。
チームの方は森本・葛山・O関が勝ち、残りは全部負けの3-4負け。何と自分の時間切れ負けがそのまま戦犯になってしまった。まぁずっと苦しい将棋であったので、負けてもやむなしという感じではあったが、やはり団体戦ということもあり、もう一頑張りできたはずの将棋だっただけに、この負けは大いに反省しなくてはなるまい。
8回戦:対新宿特殊部隊
今日の最終戦は新宿特殊部隊チームと。新宿特殊部隊チームと我々将研三田会チームは、昨年2部リーグから共に昇級しており、昨年対戦した時は6-1勝ちと大勝ちすることができたが、今日は如何せんフルメンバーが揃っていないだけにどうなるか。お互い1部リーグでは大苦戦中だっただけに、残留に向けて負けられない一戦となった。
自分の相手は佐々木氏となった。佐々木氏とは神奈川県大会等で時々お話しさせていただいたことがあるが、対戦は今日が初めてだったかと思う。戦形は佐々木氏の三間飛車に対し、私の左玉。この戦形は佐々木氏も研究していたらしく、穴熊に組まれた後、中央から仕掛けて来られ、中盤は相手ペースになってしまったように感じていた。しかし、その後左玉らしく、右辺を破らせている間に玉頭から殺到しようと猛攻を仕掛けたのが功を奏し、形勢逆転、最後はまだもう一山あるか、という局面で佐々木氏が突然投了。結果はどうにか勝つことができたが、中々嫌な仕掛けられ方だったように思ったので、今後の研究課題の1つとしたいと思う。
チームの方は葛山・O関・小林さん・スズケン・私が勝ち、森本・寺尾さんが負けの5-2勝ち。ようやくチームとして初白星となったが、8回戦を終えて1-7と非常に苦しい成績となってしまった。このままでは入れ替え戦にすら進めずに降級してしまう可能性が高いと思われ、厳しい状況となった。
8回戦終了後、花井とお話しする機会があったが、花井さんはアマ名の神奈川県大会に参加されたが無念の予選落ちで、その後社団戦にかけつけられたらしい。その花井さんの情報によれば、今日のアマ名神奈川県大会は、小木ポールさんをはじめ、リコーの田尻さん・牧野さん・山内祥敬君、小林悟さん、吉澤さん等、強豪が集まっていた、とのこと。最初から社団戦に参加されていたメンバーも多かっただけに、強豪の数はいつもの半分くらいであっただろうが、それでも神奈川県大会は楽をさせてもらえることなどありえない、と感じた。
・・・ようやくマンションに戻ってきて、先ほどフィットネスクラブが閉まる直前に筋トレをしてきた。どうしても試合ラッシュの時期はフィットネスに行く時間が確保しづらいが、時間を見つけて運動もしっかりこなしたいと思う。
今日のメンバーは寺尾さん・小林さん・葛山・O関・森本・スズケン・私の7人であったが、朝はスズケンも来られないとのことで、まさかの6人スタート。ケンローさん・田村さんの不在は正直痛かった。
5回戦:対翔風館ROB
今日の初戦は翔風館ROBチームと。注目の対戦は、森本ー桐山戦、葛山ー矢橋戦、小林ー早川戦、私ー土出戦あたりか(敬称略)。フルメンバー揃っても中々厳しい相手のところ、今日もフルメンバー揃わず、しかも初戦は1つ不戦敗になっている状況だっただけに、勝負どころをいかに勝てるかがポイントとなってくる。
私の相手は土出さん。過去職団戦・社団戦でそれぞれ対戦があり、1-1だったが、どちらの将棋も序盤から非常にうまく指された印象があり、序盤でリードを許さないよう注意したいと思っていた。戦形は土出さんの矢倉対私の急戦矢倉となったが、土出さんが急戦封じの構えに来られたため、右玉に組み直す展開に。その後、土出さんが穴熊に組み替えようとしたところを捉えて仕掛けたものの、作戦負けに陥ってしまった。その後、土出さんの猛攻に遭って一時はどうしようもないかと思っていたが、非常手段で相手の飛車を抑え込みにかかり、終盤玉を左辺に逃がす展開になり、形勢はもつれた。ずっと苦しい将棋であったが、最後の最後に勝ちが転がり込んできた・・・と思っていた矢先、最後のお願いとばかりに王手ラッシュをされたところ、対応を誤り、まさかの13手頓死で逆転負け。二択のうち、どちらも詰まないと思っていたが、最後にぴったり即詰みに討ち取られてしまった。辛抱を重ねて逆転した将棋だっただけに、この逆転負けは痛かった。
チームの方は葛山が矢橋さんに圧勝したものの、残りをすべて負けてしまい、何と1-6負けと大敗を喫してしまった。
6回戦:対オール東大
昼食後はオール東大チームと。オール東大チームも初日メンバーが揃わなかったらしく、4連敗と苦しいスタートであったが、今日はメンバーが揃っているようで、オーダー表交換をした瞬間、厳しい戦いになることはすぐに分かった。スズケンはこの6回戦にも間に合わず、当たりは森本ー谷崎戦、葛山ー東野戦、O関ー樋田戦、私ー松田戦、小林ー市川戦、寺尾ー加納戦(七将は不戦敗)となった。見るからに厳しい当たりであり、不戦敗が1つあるのも大きい。初日全敗同士の対戦ではあったが、オール東大は5回戦で勝利しており、既に全敗対決ではなくなっていた。
自分の将棋は松田さんの矢倉対私の右玉。中盤、端角から角交換を挑んだ構想が良くなかったのか、機敏な仕掛けを喰らってしまった。まぁこのくらいは想定範囲とばかりに切り返しを見せたものの、この変化は後手の自分から誘導してしまったものであり、難解ながら右玉側が好き好んで飛び込む変化ではなかったかもしれない。その後、松田さんが飛車切りから玉頭方面で猛攻を仕掛けて来られ、苦戦を意識していた。終盤、玉頭を逆に手厚くする構想で粘ったのが功を奏したのか、松田氏に致命的な見落としが生じ、最後は松田さんがこちらの玉を詰ましに来られたが、詰みはなく、松田さん投了。終盤の玉頭の攻防が非常に難解で、最後まで勝ちかどうか分からない熱戦だったと思う。
チームの方は、葛山が東野さん相手に勝てそうな局面まで持ち込んだものの、東野さんの終盤の追い込みが凄まじく、寄らなかったはずの葛山玉が寄せ切られてしまい、無念の逆転負け。森本の三間飛車は谷崎君の居飛車穴熊に圧敗、O関は角換わりで樋田さんに圧敗。小林さんは相穴熊で中盤ペースを掴むも、終盤に致命的な見落としで喰い付きを許し、圧敗。寺尾さんも敗れ、5回戦に続き1-6負けと大敗を喫してしまった。
7回戦:対常笑会
7回戦は常笑会チームと。既にチームは6連敗でかなり萎えていたように思う。自分の将棋は相矢倉から玉頭を手厚く指そうとしたが、居玉のまま戦いになってしまい、あっという間に敗勢に。終盤怪しくなりかけたが、最後の相手の喰い付きに対する対応が分からなくなり、着手したら何と時間切れ。まだもう一山あったはずの将棋での時間切れという失態をやらかしてしまった。
チームの方は森本・葛山・O関が勝ち、残りは全部負けの3-4負け。何と自分の時間切れ負けがそのまま戦犯になってしまった。まぁずっと苦しい将棋であったので、負けてもやむなしという感じではあったが、やはり団体戦ということもあり、もう一頑張りできたはずの将棋だっただけに、この負けは大いに反省しなくてはなるまい。
8回戦:対新宿特殊部隊
今日の最終戦は新宿特殊部隊チームと。新宿特殊部隊チームと我々将研三田会チームは、昨年2部リーグから共に昇級しており、昨年対戦した時は6-1勝ちと大勝ちすることができたが、今日は如何せんフルメンバーが揃っていないだけにどうなるか。お互い1部リーグでは大苦戦中だっただけに、残留に向けて負けられない一戦となった。
自分の相手は佐々木氏となった。佐々木氏とは神奈川県大会等で時々お話しさせていただいたことがあるが、対戦は今日が初めてだったかと思う。戦形は佐々木氏の三間飛車に対し、私の左玉。この戦形は佐々木氏も研究していたらしく、穴熊に組まれた後、中央から仕掛けて来られ、中盤は相手ペースになってしまったように感じていた。しかし、その後左玉らしく、右辺を破らせている間に玉頭から殺到しようと猛攻を仕掛けたのが功を奏し、形勢逆転、最後はまだもう一山あるか、という局面で佐々木氏が突然投了。結果はどうにか勝つことができたが、中々嫌な仕掛けられ方だったように思ったので、今後の研究課題の1つとしたいと思う。
チームの方は葛山・O関・小林さん・スズケン・私が勝ち、森本・寺尾さんが負けの5-2勝ち。ようやくチームとして初白星となったが、8回戦を終えて1-7と非常に苦しい成績となってしまった。このままでは入れ替え戦にすら進めずに降級してしまう可能性が高いと思われ、厳しい状況となった。
8回戦終了後、花井とお話しする機会があったが、花井さんはアマ名の神奈川県大会に参加されたが無念の予選落ちで、その後社団戦にかけつけられたらしい。その花井さんの情報によれば、今日のアマ名神奈川県大会は、小木ポールさんをはじめ、リコーの田尻さん・牧野さん・山内祥敬君、小林悟さん、吉澤さん等、強豪が集まっていた、とのこと。最初から社団戦に参加されていたメンバーも多かっただけに、強豪の数はいつもの半分くらいであっただろうが、それでも神奈川県大会は楽をさせてもらえることなどありえない、と感じた。
・・・ようやくマンションに戻ってきて、先ほどフィットネスクラブが閉まる直前に筋トレをしてきた。どうしても試合ラッシュの時期はフィットネスに行く時間が確保しづらいが、時間を見つけて運動もしっかりこなしたいと思う。