将太の日記

将太の日記は、将太の非日常等、気の向くままに「書き留めておこう」と思ったものをアップしています。

慶應名人戦決勝、河津桜祭り等

2024年02月18日 20時56分09秒 | Weblog
昨日・今日と将研三田会の合宿に行って来た。いよいよ待ちに待った慶應名人戦決勝戦も行われる。今年はコロナ禍明け後の初合宿で、ホテルも初めての場所だった。幹事の方々は運営等本当に大変だったと思われ、本当にお疲れさまでした。

昨日は14時のマイクロバスでホテルに向かい、チェックインできるまでの間、丹羽さんと将棋を指して調整した。早指しでの適当指しを好まず、じっくり時間をかけて読みを深める丹羽さんとの将棋は毎度のことながら本当に勉強になる。

今回は夕食前にミーティングという場を設けて事務連絡等も含めて説明があった。その後は夕食バイキング。非常に会場が広く、どこに何のメニューがあるのか、全体把握も中々大変なバイキングだった。夕食後に決勝戦を控えていたこともあって、周りの人はがっつり食べていたところ、自分は食べすぎ注意して決勝戦に臨んだ。

決勝戦の対局会場が11階、島九段・小山四段の大盤解説会場が3階と非常に離れており、連絡も取りづらく、対局開始して良いか判断に迷ったため、20時対局予定が19時半開始に前倒しになったはずが、結局19:50分頃対局開始となった。
将棋は私が普通に矢倉に組んだところ、鈴木君が腰掛け銀から仕掛けてきた。対局中はすぐに気がつかなかったが、どうも仕掛けられたところで将棋が終わっていたようで、仕掛けられてしばらくしてから事の重大性に気がついたものの、時すでに遅し。どうにもならなくなっていた。
終盤、何回か鈴木君にやや甘いかなと思う手が出たものの、形勢がもつれるには至らず、終始こちらが苦しい展開のまま最後もきっちり寄せ切られ、完敗。
大ポカで負けたりするとみっともない、というプレッシャーもあったが、大ポカこししなかったものの、根本的に序盤の構想が破綻して即死した、という感じで全く自分らしい将棋を指すことができなかったのは残念だった。まぁそれだけ鈴木君がよく研究しており、現代将棋の怖さともいえる将棋だったように思う。島九段・小山四段の大盤解説という素晴らしい檜舞台だっただけに、もう少しまともな内容で熱戦にしたかったが、こればかりは実力不足でやむなし。
今回は同世代の友人・知人からも応援メッセージを沢山いただいており、期待に応えられなかったのが悔やまれるが、決勝戦終了後も暖かいメッセージをいくつもいただいたおかげで、メンタルダメージも大分軽減されたように思う。応援してくださった方々に深く感謝いたします。

さて、決勝戦終了後は恒例のOB・現役対抗戦かと思いきや、現役がたった4名しか参加しなかったため、今回は対抗戦は行われなかった。その後は10秒将棋を中心に練習将棋を楽しんだが、丹羽さんとだけは持ち時間・秒読みありの長めの将棋を指し、対局後もみっちり感想戦をやった。この将棋は後でAI解析もしてみようと思う。

夜は決勝戦の敗北ダメージに加え、O関からの轟音で中々寝られず、今朝はかなりの寝不足状態だったが、どうにか朝食前には起きることができた。
昨夜夕飯を軽めに済ませたこともあり、今朝の朝食バイキングはがっつり食べた。その後は幸運にも島先生からお声かけいただき、個別指導対局を受ける機会に恵まれた。
島先生との将棋は、島先生の雁木対私の右玉。中盤まではこちらの構想・主張が通ってまずまずの将棋かなと思ったが、中盤で島先生が玉側の銀を攻めに使う手順を見落としてしまい、そこからは一気に形勢が傾いて、最後は圧敗。中盤の見落としで将棋が終わってしまったのが残念だったが、感想戦も含めて非常に丁寧に教えていただき、深く感謝。

また、その後島先生とO関との将棋も観戦し、こちらも感想戦で非常に勉強になった他、島先生の公式戦解説や私のアマ大会の棋譜を見ていただいた上でのご指摘含め、本当に勉強になった。AI解析していても、細かい数値変動からは根本的な敗因が読み取れないこともあり、そうした点をご指摘いただいて初めて中盤の指し方の問題点がよく分かった。

収穫の大きかった合宿も終了。このまま帰宅するのももったいない、ということで、その後は踊り子号で河津まで移動し、河津桜祭りに行って来た。すごい人の数で、こんなにも大人気スポットなのか、と改めて賑わいぶりに圧倒されたが、河津桜の方も満開で満足度は高かった。お昼を食べるお店も激混みでとても入れそうになく、寿司弁当を買って軽く済ませることに。
花見も手短に終えて、帰りは踊り子号を予約していなかったため、立ち席特急券で我慢。新幹線もこだまの指定席がほぼ完売で自由席となったが、こちらは何とか自由席に座ることができた。花見の所要時間が読めず、行きの特急しか予約していなかったため、帰りが中々大変だったので、今後は人気スポットの帰り便はしっかり予約しなくては・・・と痛感させられた。

何だかんだ、色々あった土日であったが、全体的にはとても収穫が多く、非日常を満喫できたように思う。決勝戦の敗戦は実力不足以外の何物でもないが、これに懲りず、また一から鍛え直して、今後のアマ大会でも見せ場を作れるよう頑張りたいと思う。
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