昨日のWBC準決勝メキシコ戦、今日の決勝アメリカ戦と本当に凄い試合だった。準決勝のメキシコ戦は先発佐々木投手が3ランを打たれて3点リードを許す苦しい展開となり、吉田の3ランで同点に追いつくも、9回裏で1点ビハインドという厳しい状況だったが、先頭打者大谷の2ベースヒット、吉田の四球で1,2塁となったところで、これまで中々調子が上がらなかった村上にフェンス直撃の豪快な当たりが出て、6対5で劇的なサヨナラ勝ち。最後まで勝負を諦めてはいけない、ということを改めて思った印象的な試合だった。
続く今日の決勝は普通に仕事があったので、Yahoo!の速報ベースでしか見ていなかったが、3対2と僅差で勝ち。帰宅してから録画していた試合を観たが、本当に良い試合だった。この試合では村上のホームランもあり、ようやくこれまでの鬱憤を晴らすかのようだった。投手は6人がつなぐ形で最後は大谷が締めくくった、ということだが、実は9回裏で無死1塁と嫌な雲行きで始まったイニングで、次の打者でダブルプレーに討ち取ったのが大きかった。決して楽に勝った試合ではなかったが、苦しみながらも見事勝利して世界一の座を奪還。世界ランク1位の面目を守って優勝!!!
今日は日本中が歓喜に湧いた1日だったのではないだろうか。私自身も帰宅した後、結果が分かっている試合といいつつも楽しみながら決勝戦を見て、改めて感動した。中々こうした試合での感動というのはそうしょっちゅう味わえるものではないので、非常に貴重な時間だったように思う。