随分長いこと、日記をサボってしまった。この一週間は寝不足も続き、大変な一週間だったが、どうにか乗り切ることができた。なるべく日記をサボらないように・・・とは思うのだが、疲労が溜まっている時には、無理をしないようにしたいとも思っている。
さて、今日は社団戦に参加してきた。今年度の社団戦初日で、幸先の良いスタートを切りたいところ。昨年は残念ながら1部から2部に降級してしまったため、今期は何としても1期で1部リーグに復帰するのが目標で、できれば入替戦なしでの復帰ができれば理想。決して楽な当たりなど存在しないが、入替戦なしでの昇級のためには、チームとして13勝2敗が到達ラインであろうか。中々高いハードルではあるが、今日の慶應のメンバーは関向さんこそ不在だったものの、歴代慶應名人7人(藤原大王・田村さん・ケンローさん・小林さん・O関・森本・私)が揃い、戦力的には十分いけるはず、と思っていた。なお、慶應からは若手OBチームがひよけん(日吉研究会の略)チームを立ち上げ、4部リーグスタートを切った。2チーム出せるのは素晴らしいことでもあるが、我々のチームに若手OBの新戦力が投入しづらくなっているようでもあり、複雑な心境に。
1回戦:対Rits
1回戦の相手はRitsチームと。立命館大学OBが中心のチームと思われるが、何故か京都大学出身の学生準名人である中村圭吾さんがRitsチームで参戦していた。注目の対戦は大将戦(森本ー金築戦)と三将戦(O関ー中村戦)か。特に大将戦は元高校準竜王同士の対決で、面白い勝負が見られると思っていた。ところが、その大将戦が真っ先に終了する。開始早々、相振り飛車から森本が敵陣に角を打ち込んで香得となり、必勝形に。その後、チェスクロの電池が切れるハプニングもあったものの、お互い持ち時間を残すほどの早指し戦となり、途中怪しくなりかけたらしいが、最後は森本がしっかりと勝ち切った。森本は内容的には全然納得していない様子であったが、それでも強敵相手にしっかりと結果を残したのは流石。
自分の将棋は左玉を採用した。序盤開始早々飛車を詰ますスーパー大チャンスが訪れていたが、これをスルーしてしまい、逆に機敏に動かれそうになって、失敗したと思っていた。しかし、中盤、相手の飛車をいじめる構想が功を奏し、最後は一方的に攻めまくって圧勝。後で調べたところによると、序盤のスーパー大チャンスに思えた局面は、意外とこちらも危ない変化が多く、正確に指せば勝てるかもしれないものの、実戦的にはかなりハイリスクな展開になったと思われ、この変化に踏み込まなくて結果的に正解だった。この辺が結果的に正解・・・ではなく、読み切って指せれば強いと言えるのだろうが、まだまだ自分の大きな課題ということだろう。
その他の結果は、藤原さんが何故か三間飛車を使って苦戦していたが、最後は終盤力の差で競り勝ち、ケンローさん・田村さんは危なげなく圧勝、小林さんは必勝の将棋がかなりヨレたものの何とか踏みとどまって勝ち、O関は相矢倉から一方的に攻められまくって負けそうだったが、何故か手厚く抑え込んで最後は圧勝。蓋を開ければ何と7-0と望外の完封勝ち。途中怪しい将棋がいくつかあったが、最高のスタートを切ることができた。
2回戦:対新宿特殊部隊
2回戦の相手は新宿特殊部隊チームと。自分の将棋は相矢倉となり、玉頭から手厚く抑え込む展開に持ち込んでペースを掴んだつもりであったが、その直後に指した角上がりが軽率な1手で、相手からの食い付きを許してしまい、神経を遣う将棋になってしまった。それでも中盤、相手からの攻めをうまくいなしたつもりであったが、終盤、かなり危ない手順があったようだ。調べてみたところ、こちらの玉も何とか捕まってはいなさそうではあったが、実戦の秒読みの中で間違えずに受け切れていたかどうかは怪しかった気がする。本譜は相手の勘違いもあってあっさり入玉に成功、最後も逆王手の筋で一瞬冷や汗をかいたものの、何とか間違えずに寄せ切ることができた。
チームの方は、藤原さんが島津氏に敗れただけの6-1勝ちとまたもや望外の圧勝。小林さんが木氏にありえない筋悪の銀を放つなど、将棋が壊れかけており、、最後は即詰みを相手に逃してもらった上に、何と時間切れ勝ち。ラッキーな拾い勝ちではあったが、これも大きな1勝だったと思う。
3回戦:対法政大学
3回戦は法政大学チームと。ここまでいい流れできていたので、勢いに乗って3回戦も勝ちたいところ。自分の将棋はまたも相矢倉となり、今回は作戦勝ちから一方的に攻めまくって最後は圧勝。
チームの方は小林さんが何故か向飛車を採用し、勝負所での食い付き手順をのがしてしまい、最後は圧敗したものの、その他は全部勝ってまたもや6-1勝ち。
4回戦:対ドラの穴
4回戦はドラの穴チームと。強豪藤本氏をはじめ、高校チャンピオン青木君を要する強豪チームである。注目の対戦はケンローさんー藤本戦と私ー青木戦であろうか。傍目には私のところが一番厳しいように思われたが、とにかくいい将棋を指したいと思っていた。その自分の将棋は角換わりとなり、青木君が棒銀で速攻を仕掛けてきたので、こちらは得意の右玉に。中盤、青木君の攻めが重いと思われたが、相手の攻めをいなし損ね、逆にこちらの厳しい狙いを見事に防がれてしまい、最後は圧敗。青木君は終始早指しで、持ち時間を10分すら使ってもらえず、こちらだけ一方的に持ち時間を使わされてしまった。うまく相手の攻めをいなせれば勝てそうな将棋だっただけにもったいないことをした。
チームの方は、ケンローさんが藤本氏に敗れ、田村さんも萩原君に難解な終盤戦を競り負けてしまったが、藤原大王・小林さん・O関・森本が勝って4ー3勝ち。ここまで大勝が続いていたが、この4回戦はかろうじて4-3勝ちで踏みとどまった。自分の負けがチームの負けにつながらず、本当に良かった。
・・・ということで、今日はチームとして4連勝で勝ち数も23勝挙げることができ、恐らく暫定首位に立ったのではないかと思われる。2日目以降も厳しい戦いになると思われるが、今日の勢いを大切にして頑張りたいと思う。個人的には3連勝の後、最後に1敗してしまったが、相手が強敵だったこともあり、あまり気にせず、この後の大会も1戦1戦集中して戦っていきたいと思う。
帰宅後、フィットネスへ行ってエアロバイク30分をこなしてきた。日曜日は閉館時間も早く、ジムに着いたのがギリギリの時間であったが、どうにか無事に目的のトレーニングをこなすことができた。将棋の試合に加え、フィットネス、と今日は大分体重を減らすことに成功したはず。疲労も溜まっているとは思うので、今日はゆっくり休みたいと思う。
さて、今日は社団戦に参加してきた。今年度の社団戦初日で、幸先の良いスタートを切りたいところ。昨年は残念ながら1部から2部に降級してしまったため、今期は何としても1期で1部リーグに復帰するのが目標で、できれば入替戦なしでの復帰ができれば理想。決して楽な当たりなど存在しないが、入替戦なしでの昇級のためには、チームとして13勝2敗が到達ラインであろうか。中々高いハードルではあるが、今日の慶應のメンバーは関向さんこそ不在だったものの、歴代慶應名人7人(藤原大王・田村さん・ケンローさん・小林さん・O関・森本・私)が揃い、戦力的には十分いけるはず、と思っていた。なお、慶應からは若手OBチームがひよけん(日吉研究会の略)チームを立ち上げ、4部リーグスタートを切った。2チーム出せるのは素晴らしいことでもあるが、我々のチームに若手OBの新戦力が投入しづらくなっているようでもあり、複雑な心境に。
1回戦:対Rits
1回戦の相手はRitsチームと。立命館大学OBが中心のチームと思われるが、何故か京都大学出身の学生準名人である中村圭吾さんがRitsチームで参戦していた。注目の対戦は大将戦(森本ー金築戦)と三将戦(O関ー中村戦)か。特に大将戦は元高校準竜王同士の対決で、面白い勝負が見られると思っていた。ところが、その大将戦が真っ先に終了する。開始早々、相振り飛車から森本が敵陣に角を打ち込んで香得となり、必勝形に。その後、チェスクロの電池が切れるハプニングもあったものの、お互い持ち時間を残すほどの早指し戦となり、途中怪しくなりかけたらしいが、最後は森本がしっかりと勝ち切った。森本は内容的には全然納得していない様子であったが、それでも強敵相手にしっかりと結果を残したのは流石。
自分の将棋は左玉を採用した。序盤開始早々飛車を詰ますスーパー大チャンスが訪れていたが、これをスルーしてしまい、逆に機敏に動かれそうになって、失敗したと思っていた。しかし、中盤、相手の飛車をいじめる構想が功を奏し、最後は一方的に攻めまくって圧勝。後で調べたところによると、序盤のスーパー大チャンスに思えた局面は、意外とこちらも危ない変化が多く、正確に指せば勝てるかもしれないものの、実戦的にはかなりハイリスクな展開になったと思われ、この変化に踏み込まなくて結果的に正解だった。この辺が結果的に正解・・・ではなく、読み切って指せれば強いと言えるのだろうが、まだまだ自分の大きな課題ということだろう。
その他の結果は、藤原さんが何故か三間飛車を使って苦戦していたが、最後は終盤力の差で競り勝ち、ケンローさん・田村さんは危なげなく圧勝、小林さんは必勝の将棋がかなりヨレたものの何とか踏みとどまって勝ち、O関は相矢倉から一方的に攻められまくって負けそうだったが、何故か手厚く抑え込んで最後は圧勝。蓋を開ければ何と7-0と望外の完封勝ち。途中怪しい将棋がいくつかあったが、最高のスタートを切ることができた。
2回戦:対新宿特殊部隊
2回戦の相手は新宿特殊部隊チームと。自分の将棋は相矢倉となり、玉頭から手厚く抑え込む展開に持ち込んでペースを掴んだつもりであったが、その直後に指した角上がりが軽率な1手で、相手からの食い付きを許してしまい、神経を遣う将棋になってしまった。それでも中盤、相手からの攻めをうまくいなしたつもりであったが、終盤、かなり危ない手順があったようだ。調べてみたところ、こちらの玉も何とか捕まってはいなさそうではあったが、実戦の秒読みの中で間違えずに受け切れていたかどうかは怪しかった気がする。本譜は相手の勘違いもあってあっさり入玉に成功、最後も逆王手の筋で一瞬冷や汗をかいたものの、何とか間違えずに寄せ切ることができた。
チームの方は、藤原さんが島津氏に敗れただけの6-1勝ちとまたもや望外の圧勝。小林さんが木氏にありえない筋悪の銀を放つなど、将棋が壊れかけており、、最後は即詰みを相手に逃してもらった上に、何と時間切れ勝ち。ラッキーな拾い勝ちではあったが、これも大きな1勝だったと思う。
3回戦:対法政大学
3回戦は法政大学チームと。ここまでいい流れできていたので、勢いに乗って3回戦も勝ちたいところ。自分の将棋はまたも相矢倉となり、今回は作戦勝ちから一方的に攻めまくって最後は圧勝。
チームの方は小林さんが何故か向飛車を採用し、勝負所での食い付き手順をのがしてしまい、最後は圧敗したものの、その他は全部勝ってまたもや6-1勝ち。
4回戦:対ドラの穴
4回戦はドラの穴チームと。強豪藤本氏をはじめ、高校チャンピオン青木君を要する強豪チームである。注目の対戦はケンローさんー藤本戦と私ー青木戦であろうか。傍目には私のところが一番厳しいように思われたが、とにかくいい将棋を指したいと思っていた。その自分の将棋は角換わりとなり、青木君が棒銀で速攻を仕掛けてきたので、こちらは得意の右玉に。中盤、青木君の攻めが重いと思われたが、相手の攻めをいなし損ね、逆にこちらの厳しい狙いを見事に防がれてしまい、最後は圧敗。青木君は終始早指しで、持ち時間を10分すら使ってもらえず、こちらだけ一方的に持ち時間を使わされてしまった。うまく相手の攻めをいなせれば勝てそうな将棋だっただけにもったいないことをした。
チームの方は、ケンローさんが藤本氏に敗れ、田村さんも萩原君に難解な終盤戦を競り負けてしまったが、藤原大王・小林さん・O関・森本が勝って4ー3勝ち。ここまで大勝が続いていたが、この4回戦はかろうじて4-3勝ちで踏みとどまった。自分の負けがチームの負けにつながらず、本当に良かった。
・・・ということで、今日はチームとして4連勝で勝ち数も23勝挙げることができ、恐らく暫定首位に立ったのではないかと思われる。2日目以降も厳しい戦いになると思われるが、今日の勢いを大切にして頑張りたいと思う。個人的には3連勝の後、最後に1敗してしまったが、相手が強敵だったこともあり、あまり気にせず、この後の大会も1戦1戦集中して戦っていきたいと思う。
帰宅後、フィットネスへ行ってエアロバイク30分をこなしてきた。日曜日は閉館時間も早く、ジムに着いたのがギリギリの時間であったが、どうにか無事に目的のトレーニングをこなすことができた。将棋の試合に加え、フィットネス、と今日は大分体重を減らすことに成功したはず。疲労も溜まっているとは思うので、今日はゆっくり休みたいと思う。