2月の福井旅行
2日目は永平寺と一乗谷朝倉氏遺跡を観に行きました。
JR福井駅内にある観光管内所で相談したところ、バスと入場料がセットになった「ふくたび」(3100円)を使うルート・見学所要時間を教えてもらい、時刻表でスケジュールを立てることができた。
バスの本数は正直少ないです。
バス停にいないと通り過ぎてしまう、と聞いたので早目の行動が必要です。
乗り遅れ、次のバスまで時間を過ごすのには厳しい冬の時期は時刻表での計画が必要と思いました。

永平寺はここから門前町を抜けて徒歩10分強
バスは補助席は使用しなかったがほぼ満席でした。
「ふくたび」の良いところは永平寺と一乗谷朝倉氏遺跡の間にある山越のルートを使い移動時間が短縮されます。
恐らく写真奥へバスが進むのだと思います。
しかし数日前からの大雪で山越えのルートが通行止めになってしまっていました。
ですので、永平寺から福井駅方向に戻り一乗谷へ向かうルートに変更になり通常より時間がかかりました。自然相手のことなので仕方ないですね。
話は永平寺に戻って、永平寺に向かう門前町です
緩やかな坂を登ります。
午前10時半頃でしたが、残念ながら開いている店舗はほとんどなくて寂しい感じがしました。

いよいよ永平寺です。
前夜も雪が降ったはずですが、参道はきちんと履かれていました。
永平寺は曹洞宗のお寺で修行道場です
全国から集まった雲水という修行僧が俗世(テレビ、電話、娯楽など)から離れて修行をしています。
NHKで特集放送がされたことがあります。


見学受付は吉祥閣にあり、見学ルートが設定されています。
靴を脱いでスリッパに履き替えます。
この場所は法要の受付でもあります。

見学ルートの最初にビデオが流されている一角があります。

見どころのひとつ
傘松閣 (さんしょうかく)
天井絵の大広間と呼ばれ、156畳敷き
天井絵の大広間と呼ばれ、156畳敷き
傘松閣建築当時の有名画家が描いた花や鳥の絵が天井を覆っています。

法堂へと続く長い緩やかな回廊
隅々まで掃除が行き届き、こちらも身が引き締まります。

伽藍をつなぐ廊下は一部屋外に面している場所もありますが、風除けが設置されていました。
右下には用水路が流れているのを見て屋外だと気づきました
ですので、冬であっても伽藍見学に左程支障はありません。


観光案内所では門前町で休憩を含めて2時間の見学時間を提案されましたが、私たちは1時間弱で切り上げました。
足元が不安だったこと、バスの時刻が気になったことで山門、唐門等外から見学するのは見送りました。
別の季節に改めてきてみたいと思います。
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