ティコ・ブラーエ


パパとママの視点から
子供と建築探訪
こどものおやつから考える体にやさしいレシピ

親子三代

2009-12-09 | ママ
去年のちょうど今頃。
母に習いながら子供の服を編んでいた。
家にある毛糸箱から好きないろを探す。

そこに見覚えのある糸が。
茶色にグリーン、黄色、オレンジ、黒のまじったかわいい糸。
昔この糸で編んだ服を着たような。
どこかに写真があったはず、
と古いアルバムを引っ張り出してきた。

あったあった、友達の家でのクリスマスパーティーだろう。
小学生3年生くらいかな、
白い綿の口ひげをつけて真っ赤な三角帽をかぶっている。
そしてあの糸で編んだカーディガン。やっぱり。
おばあちゃんが編んでくれたらしい。

今はほどいてちっちゃな毛糸だまに戻っていた。
マフラーくらいなら足りるかな。
私が着た糸をわが子も着ると思うと
編む手もさらに陽気になる。

ボンボンのついた短いマフラー。


後できいた話によると、私のカーディガンになる前は
母のニットスーツだったらしい。
どうりでよく糸が千切れたわけだ。
しかし親子三代身に纏うと思うと感慨深い。

寒いね~とわが子の首に巻けるのももうすぐだ。