今夜はとてつもなく寒い。12月13日未明の段階で、わずか5分の距離を向い風に遮られてしまった。おそらく5度は切っていただろう。帰宅後、部屋に入ると暖房がまるでいらないほど寒暖差が激しかった。結社を辞めてから、総合誌のみに投句(同人誌は自選・連作)を続けているが、今年度も12月号まで出揃った。どれも末尾(「俳句界」のみ別冊)の一般公募の雑詠欄の結果を確認すると放置したままである。そこで、その中の1冊「俳句界」10月号の特集【私の作句信条】をまず読み込んでみたい。ここには14人の有名俳人が、各自1頁を与えられ、まず冒頭に箇条書きで1~6の《作句信条》を提示し、それに続いて所感を述べるという極めて端的な文章である。例え興味の無い俳人のものでも、これなら受け止め易い。
最初に目に留まったのが【坪内稔典】の『俳句の特性を活かす』である。俳句が蓄積してきた《特性》とは、定型・季語・俗語であり、このうち【俗語】はまだ十分に活かされていないという。・・・《続く》
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