まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【観音力・亡者送り】凄いぞ浅草!浅草寺温座秘法陀羅尼会の《秘密》を探る/ESOTERIC JAPAN(3)~2019ふるさとニッポン

2019-01-19 03:34:52 | ふるさとニッポン

昨日1月18日の浅草寺の【温座秘法陀羅尼会】は凄かった。12日からこの日まで7日の間、不眠不休の【観音経】などの徹底した読経による功徳を合体したとてつもない【救済力】によってこの世の《鬼》なるものを諭し、浄化して成仏させる秘密の修法が為されたようだ。その最後のドラマが、赤青二体の《鬼》が生命の火をかざして私たちの目前に登場した。代々浅草寺の火消し役を務める新門辰五郎(末裔)さんが、3メートルはあろうかという本殿の鉄の格子戸を開け、長茣蓙つたいに本尊裏から鬼たちが片手に松明をかざしながら現われた。鬼たちは本殿の階段を降りたのち、おなじみの鉄の香炉の周囲の地面を松明で叩き清めながら、大(宝蔵)門下を3回周った後、五重塔裏の【銭塚地蔵】の境内に掘られた1メートル四方の穴に松明を突き刺しながら消化した。この間はわずか20分ほどであった。人に返った二人の鬼は本堂裏に戻り、段上でからアマチュアカメラマンたちにポーズを取り、彼らに紛れながら私はただ一人鬼たちに手を振りながら別れを告げた。鬼たちは観音の化身としての【観音力】を与えられ、私たちもまたそれによって人間であることを更新することが許された。除災招福とはこのことを指すのに違いない。・・・《続く》

 

「浅草寺 聖観音像」の画像検索結果

 

この写真は、浅草寺本尊《聖観音菩薩》のレプリカであり、本体はその背後に安置されているという。年数回開帳されるのは、このレプリカの方。本体は絶対秘密の観音仏とされる。

 

【初観音】浅草寺温座秘法陀羅尼会 最終壇「亡者送り」

https://youtu.be/z9zNvRySFpk?t=46