まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【226】日本民族の金字塔!天皇親政=王城楽土の建設の挫折と再生/今日という日~2018ふるさとニッポン

2018-02-26 23:48:53 | 今日という日
本日、2月26日は【226事件】の日です。226事件とは、一般には戦前の軍国体制下の陸軍の一部の青年将校が千数百の兵たちを引き連れて決起した内部抗争と見られているかもしれません。とんでもない錯誤です。当時、わが国は世界恐慌直後の極度の貧困と、大陸への活路を求めて侵出するなど人心は混乱を極めていました。その中で、エリート青年将校たちは部下の農村出身の兵たちの姉妹たちの身売りや餓死に瀕する苦境を救済するため、財閥と結託して民衆の困窮を省みない軍官僚【統制派】を打ち破り、真に天皇中心の理想政治【皇道派】の昭和維新【王城楽土】を実現するために決起しました。結果は誰もが知っている通りですが、ただ一つ違うことがあります。彼らは、私たち日本民族ひいては明治維新以降の近現代史における唯一の革命軍としての【義軍】であり、おのれを捨て切った日本人の誠心の発露の理想型であったことです。戦前戦後の既成左翼の【忘我イデオロギーの徒】や60~70年安保闘争の都市小インテリ層の【自我カタルシス】に過ぎなかった新左翼などとは拠って立つものが根本的に違っていました。彼らには負ければ死あるのみという明確な《肉体性》があり得たのです。・・・《続く》
 
 
映画『226』  予告編