二十日正月デビッド・ボウイの死の知らせ 切山椒そのアセンション止められず 切山椒空から降りしとき淡し 追羽子の白きひかりにまぎれをり 追羽子や母は死んだが生きてゐる 揚羽子の上がる高さに白つのる 天辺のどこか双六の上がり初む 手毬唄人類三度滅びたり 独楽打ちや打たれし空の揺れはじむ 餅花の白さを競ふ空の下
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