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まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

三樹彦逝く冬天かくも語られし まほろば/新雑句雑感(35)~プロローグ7の始まり

2019-12-14 11:10:25 | 新雑句雑感

何も無き冬空わたしは鳥なのか

山頭火消滅冬天ばりばりと

バーゲン店頭冬空に急かされて

冬天のフィットネスジムに長き列

父生きてグラマン睨む冬の空

滑り台逆さすべりに冬の空

愛なくて夢なくて冬天ひた走る

冬の空消しては肉体の言葉吐く

三樹彦逝く冬天かくも語られし(9月21日)

冬青空幽けきまでに炭鉱址

ランボーの地獄冬天にあったはず

入浴カー待つたび冬天遠ざかる

冬天の蒼々とありわが廃墟

冬天へ鷹女の夢を放ちおく

かなはぬ夢かなはぬままに冬の天

 

 

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