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まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

一九四五年の空/新雑句雑感(246)~プロローグ5の終わり

2017-11-07 21:46:21 | 新雑句雑感

林檎剥くカラオケボックス海近し  黒葡萄一九四五年の空の下  葡萄狩猫一匹の白さ持つ  ゆで栗をゆできれぬ日の空遠し  焼栗を空黒きまで焼き尽くす  虚栗わたしはあなたの母なのです  東京のいよいよ蒼し虚栗  栗山の虚空深々と多摩日和  栗のいが泥よりわれも生まれけり  無花果や葉も茎もなき空つづく  胡桃割る望郷すでに死地と化す  鬼くるみ聖書を三度捨てし過去  田母木挿す山てっぺんに空孕む  父たる者痴呆に徹す刈田道

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