生きてればもう八十歳修司の忌（５月４日） もう遅い玉葱は玉に修司の忌 修司忌や鏡は割れて粉々に 歳時記に青く小さく修司の忌 修司忌の出口が無くてまた入る 田園に死すとは無残修司の忌 修司忌やあき竹城は菩薩です 星野源のオールナイトニッポン修司の忌 下町の星空探る修司の忌 お仏壇のはせがわを出て修司の忌 競馬で家建ててはどうか修司の忌 キンタローか前田敦子か修司の忌 コルトレーンまた流行り出す修司の忌 修司忌の新宿ゴールデン街の放火犯 消火器が動かぬ証拠修司の忌 内蔵助は来ていた修司の忌を修す 三島後の二十年生きて修司の忌
「新雑句雑感」カテゴリの最新記事
【最新作】海の向こうの戦争隣人を撃つべきか まほろば/新雑句雑感- 【最新作】母と子の小さな花火夢の世へ まほろば/新雑句雑感
- 【最新作】シティポップ六道輪廻歌い了え まほろば/新雑句雑感
- 【新作２０句②】八月の地獄のような人類史 まほろば/新雑句雑感
- 【新作20句①】アカペラの少女晩夏の光ます まほろば/新雑句雑感
- 八月へ・・選挙・路上ライブ・一人吟行など/日常雑感
- 【最新作】空蝉を源郷として蝉落ちる まほろば/新雑句雑感
- 【最新作】蝉鳴けど蝉鳴けど誰かの死の臭い まほろば/新雑句雑感
- 簡単な死が溢れ出す芒種以後～作品20句②/新雑句雑感
- 犬が見ている私の人生夏至の月～作品２０句①/新雑句雑感
