ここ数日、皇室内に激震が走っている。秋篠宮様が、兄君皇太子殿下の来る新天皇即位に伴う【大嘗祭】に公費を支出することに異議を唱えたことである。その理由として、①大嘗祭は宗教色が強く、政教分離に反する②現代の皇室の身の丈に合ったものにすべき、などという内容になっている。秋篠宮様は、現皇太子の即位に伴って事実上の次期皇太子(皇室継承順位1位)となられ、御兄弟の子の中で唯一の直系男子である悠仁(ひさひと)親王の父でもある。そのような立場の方が、臆面もなく大嘗祭ひいては皇室の伝統を否定するような発言をされることに首を傾げてしまう。これに対して次期天皇の皇太子殿下がどのような感想を御持ちか気になるところ。あまりの影響力の大きさに、厳しい報道管制が敷かれるはずであるから、一般国民の耳に届くことは無いだろう。しかし、ことは日本皇室ひいては戦後日本国家【象徴天皇制】の存否に関わる唯一無比の重大事である。大嘗祭の唯一の当事者であられる皇太子殿下(新天皇)の動向が気になるところだ。・・・《続く》