まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

茫として/新雑句雑感(169)~プロローグ5の終わり

2017-02-14 02:29:17 | 新雑句雑感
その図面直す価値なし浅き春  芭蕉無き曾良茫として春浅し  浅春やまだ間に合うというお告げ  ものを見てものから離る春浅し  船長の火焔地獄か春浅し(船焼き捨てし/船長は// 泳ぐかな 高柳重信)  浅春の扉は閉じられて力持つ  春浅し外国人参政権無用なり  浅春や認知症の師まういらぬ  無知蒙昧まさに俳人春浅し  九条を捨ててこの春浅からず  浅春の亡母に見せたき空一つ  忘却とは人喰らふこと春浅し  天王寺野外大音楽堂春浅し(春一番コンサート1971~) もいちど亡母と会えぬものかと春浅し