私の最初の俳句入門は1979年である。まだ20歳代で、大学在学(留年)中のことだった。この70年代のことについては、当ブログの別シリーズ【プレおたく世代の現在】で詳しく書いている。この連載は15回を超え、やっと1979年の【現代俳句】との出遭いの直前まで来ている。重複を避けるため、ここでは純粋に俳句履歴に関わることだけ書きたい。この時の入門は1980年代半ばでいったん中止し、以後30年近く俳句とはほとんど関わっていない。再入門したのは、2013年10月のことなので、あらためて3年5ヶ月が過ぎたことになる。この再入門は、ネット・ブログが中心で、俳句結社にも30数年前のつてを辿っていくつか入会した。しかし、どれも浦島太郎状態で不調だった。同時に入会した、東西の2結社で上手く行き、それぞれ2年足らずで同人昇格出来た。その上に双方で新人賞までいただいた。この二度の入門の違いは、第一に私の20歳代(後半から30歳代初め)と50歳代(後半から60歳代初め)の違いであり、第二にその時々の【時代】と【俳句】の置かれている状況の違いであった。この両者の違いを追及することで、今回の『新俳句入門』の内実としたい。・・・《続く》
春空や二十世紀の馬鹿げた死 まほろば
*
絢香 『THIS IS ME』 2016
https://www.youtube.com/watch?v=BQv3QK57VLs&feature=player_embedded#t=276
解き放て
心 自由あれ