まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

しゃぼん玉/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その87)

2014-09-04 11:30:04 | 日記
今日の東京23区北部は予報に反してどんよりと曇っている。昨日と寸分違わぬ28~22度の降水確率20%のはずがである。やはり秋の天候に様変わりしているのかもしれない。昨日の新宿の病院での肝臓疾患の通告が少し堪えたのかもしれない。一人吟行のはずが1句も書けなかった。もともと自然物などを目の前にして俳句を詠む(=所謂花鳥諷詠)などという犯罪的な感覚は私には無い。この21世紀の世界を生きる者としての最低限の覚悟である。今後俳句に限らず自分の道を邁進したい。アナグロの反人間的な文芸ファシズムにはこれまでの経験と知識を動員して全面対決してゆきたい。そうは言いつつも今日からは健康増進と生きるための活動に自分のペースを完全に守りつつ進みたい。これまで通り邪魔なものは人間であれ何であれ手段を選ばずあっさりと排除しなければならない。手許に「船団」弟102号がある。昨日一部書きとめた船団賞の受賞作である。他の候補作共々空疎なレトリック以外何も得るものはなかった。あえて言えば今の世の中なんて俳句なんてこんなものだろう・・という予定調和の範囲内の言葉群であった。言い換えれば私が入れ替わっても大差は無いということである。ここには生きているという手応えがまるで感じられない。抒情という使い古された慰安の行為さえ無用の現代という人間の精神の退廃の断片が転がっているだけである。それを坪内稔典氏らが必死に前向きに拾い上げているだけである。受賞者無しが妥当ではなかったか。一応受賞・候補者の各20句からもう1句(2句目)を引いておく。今度はダメ(無感動)な句ばかりを選ぶ。句評は自分のことで忙しいので時間があれば書きたい。 生きるって闘うことだろしゃぼん玉   まほろば

わたくしも金魚も水曜日な気分   工藤恵
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