まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

九月来るわたしは玩具といふをもひ まほろば/新雑句雑感(123)~プロローグ6の始まり

2018-09-15 23:56:06 | 新雑句雑感

巨大クレーン一本ごとの秋気かな   金次郎像徘徊つづく秋なかば   大文字ことしも不発改憲前   爽籟や贋作つづく母子像   御山洗地球はどこも水浸し   ずかずかと我が良き友よ燕去る   火を吐いて何も語らず八月尽   秋の日と思へば闇夜こぼれだす   自暴自棄の失恋話処暑の街   色なき風ただ突き当たる駅の壁   火を吐かぬ無言の領域迢空忌   新涼やラッパーまたも群れ始む   九月来るわたしは玩具といふをもひ   少しだけ壁厚み増す秋暑かな   イスラム国滅ばずニ百十日の空となる   秋思うときポケモンの恋発動す

 

「二宮金次郎」の画像検索結果   

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【秋気】どんよりとした蒸れ... | トップ | 【敬老の日】連休最終日は3... »

新雑句雑感」カテゴリの最新記事