絶対自由の絶対不自由重信忌(7月8日) 重信忌芭蕉のいない空もある 重信忌まさか人間は猿なのか 「愛は勝つ」何度も流れ重信忌 重信忌早過ぎた死を押し戻す 重信忌ネバーエンディングストーリー読んでいた 蝉の殻ほんとに空か重信忌 パチンコ台叩き続けて重信忌 高柳重信忌のひとりカラオケ鳴り止まず 三宅由佳莉のブルーライトヨコハマ重信忌
三宅由佳莉 カバー 『ブルーライトヨコハマ』(原曲 いしだあゆみ)
https://youtu.be/jAIeYBNz45o?t=41
【原曲】いしだあゆみ 紅白初出場他
https://youtu.be/z89-S8XChrc?t=183
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いしだあゆみと現代の海上自衛隊の歌姫こと三宅由佳莉の新旧の『グルーライトヨコハマ』を並べ、高柳重信の俳句イメージを重ねてみる。不思議とその多行俳句の《行間》にピッタリと収まるのを感じる。それは、時代の完璧な《死》と俳句形式の短いがゆえの本質的な《死》の一体化である。この二つの《死》を《生》に転換出来る方途などどこにも無いのだという、もう一つの《死》をも引き寄せる。と言うより、俳句は元々生きるための文学では無かったのだということを、重信の62歳という意外に早過ぎる死が語っているように思われる。