まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【型を超える】新世紀カラオケの新展開!自分という《型》を洗い直し乗り超える/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-11-15 06:48:14 | J-POP論/POP詩の宇宙

昨夜7時から3時間SPで放送されたTHEカラオケバトルはとてつもなく面白かった。カラバトと言えば、毎回プロアマに別れてDAM(カラオケ・データベース)から曲(プロにとっては他人の曲)を選び争って来た。今回は、プロが自身のヒット曲をAI搭載の【カラオケマシン】相手に披露し、国民(ファン)の平均点超えを目指す。つまり、いつもとは真逆の自分との闘いが展開されることになった。普段の大会では、音程など各アイテムの完成形【100点】に近い99点台のギリギリの歌唱で競い合うが、今度は他でもない自身の【表現史】としての楽曲の確立されたエッセンスの洗い直しを行うことに追い込まれた。つまり争う相手は自分自身しかあり得ない。団塊の世代でマシンによるスタンダード(標準値)を受け付けない【堀内孝雄】や【武田鉄也】は国民(ファン)の平均値を下回り、逆にこの番組にプロとして何度も出場している【森口博子】は、自身のアニソン曲を音程の正確さを守りながら歌い上げ、96点台というメンバー中の最高得点を叩き出した。ちなみに、この96点台では一般の大会では予選突破は難しいレベルである。19年前に高校在学中の17歳でデビューし、日本人離れした脅威的な歌唱力でJソウル界に君臨した【小柳ゆき】は、この番組でも度々歌われるデビュー曲『あなたのキスを数えましょう』を、公然と100点(賞金100万円)を狙うと言い切り、音程グラフを睨みながら挑戦したが、95点台に止まった。ただ単に技術的な修正を加えるだけではなく、表現主体としての自分自身の歌唱そのものを全て洗い直し、マシンに更新された自分をぶつけない限り【カラオケバトル】は勝ち抜けない。この日、普段の大会の出場者ひいては私たち全国民の存在をデータベースとした《カラオケ》という大衆文化の歴史的な存在意義を余すところなく見せつけることになった。来週は、珍しく2週連続で放送されるようだ。年末を前に、U-18(18歳以下)の【冬の頂上決戦】である。すでに高三で受験・卒業を前に10冠を目指す【堀優衣】やこの3大会で優勝に一歩届かなかった【佐々木麻衣】の激突が楽しみだ。他にも、今春地元名門校に進学し、中学時代に続いて合唱部に入った郡山の癒しボイス【熊田このは】はことし未勝利で、ここでの奮起が期待される。・・・《続く》

 

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【緊急速報】二島返還!日露平和条約交渉に劇的進展か/2018ふるさとニッポン

2018-11-15 02:46:05 | ふるさとニッポン

シンガポールで開催中の安倍ープーチン日露首脳会談で、1956年の日露共同宣言(国交回復)の歯舞色丹の【二島返還】明記を、両国で62年ぶりに再確認するかたちで合意に向かうことが明らかになった。年内にアルゼンチンで開かれる国際会議で引き続き両首脳が話し合い、来春にも予定されている安倍首相のロシア訪問で正式に合意する模様。歯舞色丹両島は、島根半島の延長上にある小島群に過ぎず、北方領土(南千島)の本体はあくまで国後・択捉にある。このまま【平和条約】に進展するためには、この二島の将来の返還につながる何らかの取り決めが必須となる。今後の交渉の進展内容が注目される。・・・《続く》

 

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【逝く秋】17度快晴の《黄落》が続く・・100点ならず!小柳ユキ『あなたのキスを数えましょう』/俳句再出発(日記)

2018-11-15 00:25:01 | 俳句再出発

逝く秋やあなたのキスを数えましょう(36歳の小柳ユキ)   まほろば   最新作  即興

今夜は2週ぶりのTHEカラオケバトルの日でした。水戸黄門のテーマの里見浩太郎から武田鉄矢『贈る言葉』まで、昭和歌謡の大御所たちが、自分の代表曲をカラオケマシン相手に私たち国民の平均点数に挑むのがテーマでした。1970年代のフォーク・ソングの代表曲のひとつアリスの『遠くで汽笛を聞きながら』を堀内孝雄が歌い、武田共々平均以下の点数ランクに終りました。他は何とか平均点を上回ったものの、ゼロからマシンを相手に自己表現を模索する素人たる私たち一般のカラオケファンと点数面では似たり寄ったりでした。その中でも、1990年代の異色の和製ロック・シンガーで、歌唱力は日本人離れしていた【相川七瀬】と【小柳ユキ】がそれぞれ40代、30代の成熟を加え見事な表現力を見せつけていました。相川は年齢的な脱力感の中にも10代のハードさを再現し、小柳は17歳でデビューした頃の謎のベールを取り払い、100点(賞金100万円)を狙いゆくと素顔のままに宣言し、何と得点の基準になるマシンの【音程グラフ】と終始向き合っていました。これらについては別記事でまた書くつもりです。木曜日は本業の傍ら、残った重要用件を片付けなければなりません。句作は月末の投句にはまだ間があるため、一句観賞や総合誌の読み込みなどに励みたいと思っています。・・・《続く》

 

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