まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

巨大な空白/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その209)

2014-11-01 23:01:50 | 日記
今日は予報通り雨の降ったり止んだりの侘しい一日であった。昨秋まで勤務していた場所の懐かしさもあって気力も漲っていた。しかし小降りの雨の中帰路についてみた時間の経過とともに疲れが噴出して来た。派遣元の配慮で3連休の中日の明日は休みなので助かった。今夜はもうしばらくビールを友にネット上のアレコレを満喫したい。ところで今日の欠席投句はどうなったのだろうか。主宰の指示の自分なりに従ったつもりだが元々私にはそうしたスタイルは似合わない。総合誌の投稿欄や大結社へのワン・オブ・ゼムの気楽な投句が向いている。先達の指導に右から左に従うようなタマではない。故小川双々子先生は何も言わなかった。大所高所に立ってただ笑みを浮かべながら【どんな俳句が出来るかねえ・・】とだけ仰っていた。この小川先生は天狼の山口誓子の弟子であり、天狼賞作家であった。国語の教科書でしか知らない山口誓子とはどんな人物か自分の眼で見たくて天狼東京句会に1度だけ出てみた。終了後のエレベーターの中で小川先生の指導を受けていますと告げると一瞬表情が凍りつき【ああ小川君ねえ・・】とだけ仰った。小川双々子先生とは実は地元一宮市で1度だけしかお会いしていない。先生は加藤かけい(ホトトギス→天狼。環礁主宰)という天狼きっての前衛派の弟子でもあったという。先生もそうであったがこの加藤かけいという人は金子兜太とは全く違う切り口を持った前衛俳人であったように感じる。時を見てジックリと検証してみたい。 この巨大な空白埋められずただ百舌一羽鳴けり  まほろば