空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ふむふむ』

2013-04-21 16:57:23 | 本の森
『ふむふむ  おしえて、お仕事!』三浦しをん を読む。

職業を選ぶとき、自分の知っているものの中からしか選べない。
世の中にはいろいろな職業があることはわかっているけれど、ほんの一部しか知らない。
しかも、内容なんて全然わからなくて、それって知ってるうちに入るの?
その仕事のむずかしさや、やりがい、楽しさ、
実際に自分がある一つの、たったひとつの仕事をしてみても、
わかった、と言えるようにはなかなかならないし。
それで自分に合う、合わない、なんていつ、どこで決まるんだろう?わかるんだろう?

同じことが、縁あってはじめたさまざまなことにも起きてしまう私。
う~ん、あんまり合わないかも、と思うことは、もちろんある。
でも、ここは入り口に過ぎない。
入り口というものは、覚えることがたくさんあって当然で、できないことは当たり前で
そこをとりあえず乗り越えてみないと・・・と思うから、
つい長居してしまうんだろうな。
やめ時がいつになってもやってこない気がする。

たとえば転居とかで、去らねばならない日、っていうのが来るならば
そこでおしまい、になるのだろう。
それが来ないからな。


この本は様々な職業についている女性へのインタビューが載っています。
ある意味、道を究めているひとたちのことばは
半端な私に時々突き刺さります(笑)

あっちもこっちも、では、道は究められないのだわ。
イタタ。

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