映画「日日是好日」をみる。
茶道を通しての…という言葉に、
茶道を全く知らない私はなんとなく
別世界の物語なんだろうと思って敬遠していた。
静かな、でも、よくわかる映画だった。
雨の音を聴いたり、風の音に耳を傾けたり。
いま、ここにいることをそのまま感じたり。
頭であれこれ考えすぎないこと。
手が覚える、という感覚。
樹木希林さんを、いわゆる美人だ、とは思わないのだけれども
この人にしかない、かけがえのないものって、必ずあるね。
にじみ出るものに目を向けることができるといいなぁ。
そういう人でありたいな。
世の中には「すぐにわかるもの」と「すぐにわからないもの」の二種類がある。
すごく納得。
そうか、私はだから、止め時がわからなくなるんだな。
すぐわかった気にはなれないというか、
わかった気がしたそのさきに、きっとまた新しい扉があるに違いない、と思うというか。
決断力がないのかなぁと思ったこともあるけれど、
続けるというのも、別の価値があるんだな、きっと。
今度、本も読んでみようかしら…
日本の文化も深いよね…と、思った映画でした。
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