川のそばで、飢えている人がいます。
あなたならどうしますか?
こんな問いかけだったと思うけど、どうします?
設定としては、発展途上国の人たちに、どんな援助がふさわしいか、
どんなことができるだろうか?という話だったと思う。
正解(と言っていいのかわからないけど)は
魚の取り方を教える、だったと思う。
その場しのぎの、食料を与えるではだめだと。
継続的に援助できるか、よりも、自立の道を探さなければ、と。
この話と一緒に思い出すのが、いじめにあった子の話。
クラスのまとめ役をやるような活発な子だったのに、いじめにあい不登校になった。
原因は・・・?の問いかけに、ぽつりぽつりと話しだしたのが次のような話。
クラスに支援対象の子がいた。
みんなは何でもやってやろうとする。
自分は、彼ができることは彼がやるべきで、
できないことがあれば、それを手助けするべきだと思ったし、
もちろん手助けする気はあった。
ある時、「彼にもそれはできるだろう」と思われることを、
友達がやってやろうとしていたので
「そんなの、やらせろよ」と言った。
その一言から「お前は冷たい」「ひどい」「いじめだ」となっていき
話す相手もいなくなり、不登校に・・・
これまた思い出すんだけど、うちの娘も小学校1年の時に支援対象の子と同じクラスだった。
それなりに悩んだり、困ったりして1年過ごして
2年生のクラス替え前に、担任の先生に
「来年も同じクラスになるけど、よろしくね」って言われた、
といって帰ってきた。
何のことかと思ったら、2年生でも同じ担任で、その子とも同じクラスになっていた。
家庭訪問の最初にその話を先生から切り出され
本当に同じクラスになるようにわざわざ組んだのだと知らされた。
「そんなにお世話するタイプではないと思いますが」と言ったら
「それが重要なのです。全面的にお世話しすぎてしまう子はたくさんいるのです。
お嬢さんは、『適当』にできるのです。
決して見ていないわけではなく、困っている時にはさりげなく手をさしのべる。
教師ではなく、仲間・子どもたちからのそういう手が必要なのです」
そんな先生だったら、不登校になった子も、また違った学校生活を送っていたかもしれないなと思う。
逆に、娘もいじめの対象になっていたかもしれない、とも。
ビッグイシューという活動も、自立への道を模索しながら
手助けをしているんだろうと思う。
苦労している人の話は、深いし、重い。
『世界一あたたかい人生相談』ビッグイシュー販売者・枝元なほみ
悩みがあるのは、もう一段上の自分になるための通り道
だそうです。
あなたならどうしますか?
こんな問いかけだったと思うけど、どうします?
設定としては、発展途上国の人たちに、どんな援助がふさわしいか、
どんなことができるだろうか?という話だったと思う。
正解(と言っていいのかわからないけど)は
魚の取り方を教える、だったと思う。
その場しのぎの、食料を与えるではだめだと。
継続的に援助できるか、よりも、自立の道を探さなければ、と。
この話と一緒に思い出すのが、いじめにあった子の話。
クラスのまとめ役をやるような活発な子だったのに、いじめにあい不登校になった。
原因は・・・?の問いかけに、ぽつりぽつりと話しだしたのが次のような話。
クラスに支援対象の子がいた。
みんなは何でもやってやろうとする。
自分は、彼ができることは彼がやるべきで、
できないことがあれば、それを手助けするべきだと思ったし、
もちろん手助けする気はあった。
ある時、「彼にもそれはできるだろう」と思われることを、
友達がやってやろうとしていたので
「そんなの、やらせろよ」と言った。
その一言から「お前は冷たい」「ひどい」「いじめだ」となっていき
話す相手もいなくなり、不登校に・・・
これまた思い出すんだけど、うちの娘も小学校1年の時に支援対象の子と同じクラスだった。
それなりに悩んだり、困ったりして1年過ごして
2年生のクラス替え前に、担任の先生に
「来年も同じクラスになるけど、よろしくね」って言われた、
といって帰ってきた。
何のことかと思ったら、2年生でも同じ担任で、その子とも同じクラスになっていた。
家庭訪問の最初にその話を先生から切り出され
本当に同じクラスになるようにわざわざ組んだのだと知らされた。
「そんなにお世話するタイプではないと思いますが」と言ったら
「それが重要なのです。全面的にお世話しすぎてしまう子はたくさんいるのです。
お嬢さんは、『適当』にできるのです。
決して見ていないわけではなく、困っている時にはさりげなく手をさしのべる。
教師ではなく、仲間・子どもたちからのそういう手が必要なのです」
そんな先生だったら、不登校になった子も、また違った学校生活を送っていたかもしれないなと思う。
逆に、娘もいじめの対象になっていたかもしれない、とも。
ビッグイシューという活動も、自立への道を模索しながら
手助けをしているんだろうと思う。
苦労している人の話は、深いし、重い。
『世界一あたたかい人生相談』ビッグイシュー販売者・枝元なほみ
悩みがあるのは、もう一段上の自分になるための通り道
だそうです。
まぁ、解決の糸口の見えない悩みは、あんまり出会いたくないですね