他人の目線

自分のことを、わかっているようでわかっていない。


いろいろな年代の人と一緒に働くようになって
いままで狭い世界で過ごしていたなと思うことがたくさんある。


昼食をとるときには、食堂へ行く。
社員食堂があるわけではないけれど、自席では食べない決まりなので。
そこは6人がけの席が並んでいる。
う～ん・・・どんなグループで食べるんだ？
子供じみているけれど、自分からスッと入っていくことができない。

だけど、「ご一緒させてください！」と声をかけてくる人もいるし
（それが若い子だったりすると、なお驚く。チャレンジャーだなぁ）
当然のことのように隣に座って「それでさぁ」と話し始める人がいたり
（い、いや・・・友達じゃないし・・・いつからそんなに親しくなりましたか？？）
人見知りとしてはドギマギする。

ドキドキしながら「へぇ～」「そうなんだぁ」と話に加わっているつもりでいると
突然「カラーコンタクトしているんですか？」と言われた。
あるときは「まつ毛エクステしてるんですか？」とも言われた。

眼の色なんて気にしたことなかったし、
だいたい相手の眼の色をしげしげと見ることなんて、私にはできない。

自分の顔は毎日鏡でみるし、化粧もするわけだけど
とりたててほかの人と違う瞳の色だなんて思ったこともなかった。
というより、知らなかっただけなのか・・・？？
それよりも、いつの間に観察してるわけ？？

話しているうちに、私はそんな風にみえているんだ、とか
この人はこんなことに興味があるんだ、とか
また新しい新鮮な風が吹いてくるよう。

それなりに交友関係は多いはずだけど、まだまだ知らないタイプの人がいっぱい。
そして私は「不思議ちゃん」らしい。