2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

政治のことを知らなかった 2

2008年01月28日 | 身近なこと
一番分からないことは何か大きな問題が起きた時などに、誰が対策を考えて誰が実行の意思決定をするんだろうということでした。

対策を考えるのは専門家とか、大学の先生とか、研究者とか、要するに科学者の仲間だと思うのです。

その人たちは誰かに要請されるのでしょう。

誰が要請するのでしょう?

各省庁の大臣でしょうか?

大臣だとしたら、その省庁の人たちや他の国会議員とかと相談して代表で対策をとりましょうと言うのでしょうか?

日本はよく地震が起きますが、その対応の迅速さは素晴らしいです。

それはやるに決まっているし、ノウハウの積み重ねもたくさんあるからです。

意思決定することではなくて、やるに決まっていることだからすぐにできるのです。

他の国で災害が起きた時も、ハイテク機材を持ってすぐに応援に行きますが、それも最初の頃は出動が遅くて、他の国に遅れを取っていたりしました。

でも、最近は早くなりました。

それは応援も行くに決まったことになったからです。

意思決定をしなくてはならない場合はやっぱり遅いようです。

災害の応援のことを考えた場合、一番最初の意思決定はどう行われたかというと、先に応援を出した他の国の動きを見たから日本も出さなくてはと決められたわけです。

そういう決めやすい簡単なことでなかったら、独自に考えて決めることはできるのでしょうか?

各省庁の大臣というのは、言っては何ですが代表の飾りのようなもので、代表で物を言ったり、責任を取って辞めたりするために必要なもののようです。

その人が個人で考えているのではないようです。

考えているのは誰なんでしょう?

官僚?

官僚政治って言いますが、官僚が考えたことを民主的に国会で多数決で決めるのが日本の民主主義なんでしょうか?

「誰かが考えたことを、みんなで相談して実行するかどうか決める」

あー、なんだか民主主義です。

小学校の学級会みたいです。

それなら国の場合は

「誰かが考えたことを、国民が選挙で選んだ、国民の代表が、国会で多数決で決める」

と、こうなるんでしょうか。

「いまさら何を言っているんだ。」てなもんです。

複雑になっているものは、ある時、分らなくなるものなんです。

本当に今さらですが、多数決だから、自民党が今までみんな物を決めてきていたんですね。

国民が選挙で自民党を選んでいたのですから。

でも、今度は国民は民主党を選びました。

多数決って、「力」だったんですね。

とりあえず相談して決める人たちが誰なのかはわかりました。

考える人が誰なのか、これからはニュースを見ている時など気をつけて見ていたいと思います。






それはそうと。

日本の政治の主な仕事は経済政策ではないでしょうか?

国民の関心だってそこにあると思うし。

もしも、何か違う問題のことで、経済が悪くなるような政策をとらなければならなくなったときはどうなるのでしょうか。

今までは経済に良いことを選んで決めていればよかったのですが、これからはもしかしたら経済には悪い決定をしなければならないこともあるかもしれません。

そんな難しいことを決めることができるのでしょうか。

難しいことを考えて決めなくてはならない時代が来たのかもしれません。



それはそうと、

大阪の新しい知事は橋下さんに決まりましたね。

財政再建が課題のようですが、「お小遣いの範囲内でお金は使うものだ。」みたいなこと言ってました。

経済には悪い政策になるかもしれません。

なにか秘策でもあるんでしょうか。

あれ、知事になる人は自分で考えるみたいなことを言っています。

知事が考えたことを議会が多数決できめるんでしょうか?

どうなるでしょうか。


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