2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

借りぐらしのアリエッティを見た

2010年08月16日 | 地球のこと
久々にジブリのアニメを見てきました。面白かったです。

映画の感想といえば感想だけど、

もう、唐突にひとつの場面に限っていきますと、

人間の少年と小人の少女アリエッテェが初めて話をする場面で、少年がいきなり「小人族は絶滅する運命で、人間は67億人もいて繁栄しているんだ」という話をしたのですごく驚きました。

初めて会った男の子と女の子がする話だろうか?

でも、いいかも。

絶滅の話題、これからは挨拶代わりにもっとしましょう。

アリエッティは小人が絶滅するって言われてちょっと気を悪くしたみたいだったけど、人間は人口増えすぎて絶滅するって言い返せばよかったのに。

なあんて、それじゃあ、アリエッティかわいくなくてメルヘンの主人公になれませんね。

アリエッティはしっかり者で真っ直ぐに前を向いて生きる女の子です。




これを見て「借りぐらし」を、人間も地球から「借りぐらし」をしている、と思った人は多いのではないでしょうか?

アリエッティ達小人は人間から最低限必要なものだけを調達して暮らしているのだけど、

人間は地球から必要最大限の資源を借りているのだと思う。

アニメの小人は借りてる、とは言っても、返している様子はないのだけど、人間に気づかれないようにしようという節操があった。

人間は最初から地球から借りているなんて気持ちは持っていなくて返すつもりもないから、地球はそのうち何も貸してくれられなくなるでしょう。

ジブリのアニメは前から人間と自然の関係を描いているけど、今は地球の環境破壊も進んできているから強くメッセージを発信しているのかなぁ、なんて思いました。



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